呪われ者はもう一回の人生、復讐に使いますの特別集(？) (ページ38)

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放課後。私はショッピ君と共に校門で

チーノを待っていた。

これは結構ちょくちょくあることで、

チーノ曰く、呼び出しだそうだ。

まぁ、顔面偏差値たかいからね…告白くらい

あるよなぁ…

そう思いながら、

時々すれ違うコネシマやエミさんに

手を振っていた。

ci)「来たでー！！」

『あ、やっとや』

syp)「遅いでチーノ。」

校舎裏からチーノが鞄を片手にもう片方の手を

振りながら走ってきた。

syp)「どんだけ手間かかってんねん詐欺師め」

ci)「はははっww」

……手間？まぁ…、うん…、そういうのかな？

ci)「じゃぁ、帰りましょうか！」

そう言って微笑んだチーノの目に光はなかった。

～

syp)「そういや明日体育祭っすね」

『「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ？？！？！」』

うっせ…、と目を細めるショッピ君。すまん←

『あー…実行委員会だったわ私…』

すっかり忘れてた…確かに話し合いしてたわ…

『実行委員で一緒なクラスの棚田殺してえ…』ﾎﾞｿｯ

syp)「……、」ﾋﾞｸｯ

私がそう零したのが聞こえたのか、

ショッピ君の肩がはねた。

ci)「愚痴ですか？」

『うん。それがね？全く仕事してくれないうえに、
　責任も負わせてきて、先生に怒られるの
　私なんだ。』

ci)「へー、」

syp)「…、お疲れ様っす。先輩は頑張ってますね」

『うん、デレたな？』

syp)「あー、なんかゲーム機壊したくなって
　きたなー、あーこんなところに
　 Aさんの家がー、ゲーム機を＿＿」(棒)

『さーせんした』

ci)「………」