呪われ者はもう一回の人生、復讐に使いますの特別集(？) (ページ30)

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［君のいろいろな顔を］ページ30

『しにー君って…病気とか………
　余命とかあるの？』

sg)「んー？無いよ？」ﾆｺｯ

『えぇ…』

でも病院行ってるじゃん…

今、私は、サークルのメンバーである

しにーこと死神君と話している。

死神君は週1で学校を休み、病院に行っている。

しかも、よく私の写真を撮っている。

どうしたの、と聞けば、毎回返ってくるのは

思い出にするため、の一言と爽やかな笑顔。

それに死神君の目は濁っていて、光を

受け付けていないように思える。だから

今日、思い切って聞いてみたのだ。

『じゃぁ…病院に行くのはなんで？』

sg)「カウンセリング受けてるんだ～！」

『カッ、ぇ？！カウンセリング？！』

病んでんの？！ﾆｺﾆｺして答える事じゃないでしょ！

『…なんかあったらいいなよ？』

sg)「それぺいんとさんにもチーノさんにも
　言われたー！」

ﾑｯ、と頬を膨らませる死神君。

私より女の子してるね。素晴らしっ←