第41話 ページ42
貴「なんで？楽しいからに決まってるでしょ？」
天馬「楽しいの？それがAのサッカーなの？」
悲しげな顔でAをじっと見つめている。
貴「そう、これが私のサッカー。」
無機質に言い残し、Aは去る。
それからもAの残虐なプレーは続いた。天馬は呆然としている。その時、千宮寺 大和が天馬にボールを蹴ってきた。
剣城「天馬っ！！」
天馬「え！？」
天馬は避けようとするが、豪速球だ。避けれないだろう。くるであろう痛みを覚悟した。でも、痛みは襲ってこない。それもそのはずだ。
天馬「A……？」
そう、天馬の目の前にAが立ちふさがりボールを蹴ったのだ。そのボールはFWの元に行く。そして、シュートが放たれた。得点が入る。3-2。追いつかれてきた。
しかし、それよりも…………………
天馬「かばってくれたの？」
貴「……………」
無表情にAは天馬をみると、駆け出していった。
天馬「やっぱりまだAは俺たちの事仲間だと思ってくれてるんだ………！」
貴「ちなみにここにいる人たち、全員、化身使いだよ♪」
霧野「なっ！？」
Aの言葉が合図になったのか、皆、一斉に化身を出した。
速水「あわわわ。やばいですよぉ〜」
錦「圧巻ぜよ……！」
貴「化身使い十一人に勝てるかな？」
天馬「なんとかなりますよっ！」
貴「そうかな？あははは。でも、私がぶっ潰すから安心してね★」
五分後…………
天馬side
立っているのは……俺と輝だけ。他のみんなは体を張ってまでゴールを守ってくれていた。ボロボロになりながらも必死にゴールを守ってくれてるのに……………
貴「あははは。やっぱり予想通りだねぇ。あと残ってるのは…………」
影山「キャプテン、指示を出してくださいよっ！」
涙目で訴える輝。でも、Aはニタリと笑って輝を見た。
貴「キャプテンはもう化身を出す気力もないですよね〜。」
影山「でも、あなただって、【皇帝ペンギン一号】を使ったから体はすでにボロボロなんじゃないんですか！？」
貴「つっ…………うるさいっ！」
とうとう、輝にもボールが当てられる。ばたりと倒れていく仲間達。信介も化身を維持できずにゴールを許してしまった。4-2。もう、無理だよ……………
貴「満身創痍の雷門にはこの状況は絶望的」
なにがなんとかなるさだよ……………………
みんながなんとかしてくれてただけじゃないか。
俺は………………どうしたらいいの？
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メープル - １０年前に出た、黒歴史アイテムグッズがっ…。千宮寺の手にあるんだよ。・゜・(ノД`)・゜・。Σ（ﾟдﾟlll）使用禁止令が出ていたのにも関わらず何故、あなたの手にあるのですか？((((；ﾟДﾟ))))))) (2017年12月16日 17時) (
レス) id: 1d0ba1aa01 (このIDを非表示/違反報告)
兎を追うアリス(プロフ) - ミクさん» Σ(￣。￣ﾉ)ﾉですね！すみません´д` ;始めた頃に書き始めたので全然気にしてませんでした！時間があるときに書き直しときますね！教えてくださりありがとうございました (2016年8月22日 22時) (レス) id: 1185d8e876 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 面白いですけど 伏せずにピカチュウとかサトシとか出しても大丈夫なんですか? (2016年8月22日 21時) (レス) id: c206677893 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎を追うアリス | 作者ホームページ：
作成日時：2016年1月23日 20時
