第15話 ページ16
そして放課後。相変わらず一番乗りにこだわる天馬は私を引っ張り河川敷へ。信介は天馬の忘れたシューズを持って後ろから追いかけてくる。
河川敷、到着。もう、円堂は先にきていて私たちを見つけると手を振っていた。
円堂「天馬！A〜！西園〜！」
マネと顧問の春奈ちゃんは駆けてきた私たちと同じくらい。どんだけ足速いんだよっ！！
円堂プロデュースの特訓に目を輝かせていて、二人は練習の説明をされると早速始めた。
天馬は三角コーンを並べてその間をドリブル。
信介はヘディングの精度を上げるために繰り返しヘディングすること。
私は円堂にシュートをとめてもらう。二人は羨ましそうに私を見ていたけれどすぐに特訓に熱中し始めた。
久しぶりに円堂と戦えるんだ……！体がゾクゾクと震えてくる。私はいきなり、カーブをかけた本気のシュートを蹴った。でも、軌道を読まれてしまい止められた。
円堂「やるな！」
貴「さすか円堂さんですね！」
フードごしににっこりと笑ってみる。円堂はニカリと笑いかえし私にボールを投げた。
円堂「Aのシュートは軌道が読みやすい。だから、くせをなおさないとなっ！」
貴「了解です(￣^￣)ゞ」
円堂「なぁ、必殺技を見せてくれないか？」
私はこくりと頷く。円堂が構えた。
貴「千本桜っ！！！」
栄都の時に使った技を使ってみる。円堂はそれを避けた。ゴールネットが揺れる。
貴「流星ブレード！！」
一回転してボールを蹴り込み、流星をまといながらゴールへボールが吸い込まれていった。
円堂は顔色を変えない。ムカつく。
貴「これを使ったら絶対に驚きますよ」
円堂はニカッと笑って「楽しみだな」と言った。まだ、千宮寺には使うなって言われてるけどいっか。私は指笛を吹いた。地面から赤色のペンギンが五体出てきた。円堂の笑いが固まる。
貴「皇帝ペンギン！！」
私が足を振り上げるとペンギンが舞い上がり、私の足に噛み付く。しめやかなそれでいて激しい痛みが襲う。
貴「一号！！」
と叫ぶとそのまま同時にシュート。ペンギンたちが回転しながらゴールへ突っ込んでいく。
円堂「ゴット・ハンドX！！」
痛みでよく見えないけれどゴット・ハンドの進化版を出したみたい。
貴「すごいで……！？」
そこから先は言えなかった。円堂に抱きつかれたから。幸い、マネは忙しそうだし天馬たちは練習に夢中。でも、どうなってるの！？
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メープル - １０年前に出た、黒歴史アイテムグッズがっ…。千宮寺の手にあるんだよ。・゜・(ノД`)・゜・。Σ（ﾟдﾟlll）使用禁止令が出ていたのにも関わらず何故、あなたの手にあるのですか？((((；ﾟДﾟ))))))) (2017年12月16日 17時) (
レス) id: 1d0ba1aa01 (このIDを非表示/違反報告)
兎を追うアリス(プロフ) - ミクさん» Σ(￣。￣ﾉ)ﾉですね！すみません´д` ;始めた頃に書き始めたので全然気にしてませんでした！時間があるときに書き直しときますね！教えてくださりありがとうございました (2016年8月22日 22時) (レス) id: 1185d8e876 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 面白いですけど 伏せずにピカチュウとかサトシとか出しても大丈夫なんですか? (2016年8月22日 21時) (レス) id: c206677893 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎を追うアリス | 作者ホームページ：
作成日時：2016年1月23日 20時
