第14話 ページ15
翌日。サッカー部に行くとキャプテンいないし。やる気ないし。
天馬は相変わらず楽しそうに練習してるけど先輩たちは全面的に天馬に責任を押し付けているみたい。
しかも久遠監督。辞めちゃったらしい。
私の時からなのに。
しかも次の監督はフィフスセクターから送られてくるはず。まじやってらんね〜。みんなそんな雰囲気で練習している。
速水「もう、無理ですよぉ〜。このサッカー部は終わりです」
ネガティブ思考の速水先輩がつぶやく。すると何処からか耳を刺した声。
？「そんなことはないぞっ！」
存在感のあるその声は聞いたことある。サッカーバカで私の記憶よりは少し低くなった声。
その人は…………円堂 守だった。春奈ちゃんの顔がパァッと明るくなる。みんな、誰だ？こいつって顔してる。
私のことを円堂はちらりと見たけど私は知らないふりをした。このパターンだと円堂は監督になるっぽいね。
霧野「誰、ですか？」
貴「先輩たち！？あの有名な元イナズマジャパンキャプテンの円堂 守さんですよ！？」
円堂は私のことを少しまたみると皆に視線を戻した。
円堂「あぁ。えっとAの言う通りだ。俺がフィフスセクターから送られてきた新監督の円堂守だ。よろしくな」
太陽みたいな笑みは相変わらずで、少し大人びた顔には昔の面影がまだ残っている。ずいぶんと大人っぽくなってるな。
先輩たちは唖然としていて立ちすくんでいる。当たり前か。あの円堂守だもんね。
天馬「あの円堂さん！？」
信介「夢じゃないよね！？」
トマトみたいに真っ赤な顔の二人。手放しで大喜びしている。
円堂「じゃあ、最初の練習内容を発表する。今日の放課後。河川敷で、特訓だっ！！」
速水「でも、なんで特訓なんかするんですか？」
円堂「勝つためだ！」
フィフスの考えに真っ向から反対の答えに一同は言葉を失った。
貴「じゃあ、なんで河川敷でやるんですか？ここには昔の弱小サッカー部とは違ってコートだってあるのに」
円堂「あぁ。それはな。学校のグラウンドでは見えないものもあるからさ」
貴「なるほど」
円堂「じゃあ、放課後。河川敷で待ってるからな。」
円堂はそう残して去っていった。他の先輩たちは練習にはいかないと残して去っていく。私はやるよ？もちろん、大人の円堂に接触するチャンスだしね。春奈ちゃんはいつかぶりの満面の笑みを浮かべていた。
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メープル - １０年前に出た、黒歴史アイテムグッズがっ…。千宮寺の手にあるんだよ。・゜・(ノД`)・゜・。Σ（ﾟдﾟlll）使用禁止令が出ていたのにも関わらず何故、あなたの手にあるのですか？((((；ﾟДﾟ))))))) (2017年12月16日 17時) (
レス) id: 1d0ba1aa01 (このIDを非表示/違反報告)
兎を追うアリス(プロフ) - ミクさん» Σ(￣。￣ﾉ)ﾉですね！すみません´д` ;始めた頃に書き始めたので全然気にしてませんでした！時間があるときに書き直しときますね！教えてくださりありがとうございました (2016年8月22日 22時) (レス) id: 1185d8e876 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 面白いですけど 伏せずにピカチュウとかサトシとか出しても大丈夫なんですか? (2016年8月22日 21時) (レス) id: c206677893 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎を追うアリス | 作者ホームページ：
作成日時：2016年1月23日 20時
