第12話 ページ13
音無「今のサッカーはね、フィフスセクターに管理されているの。勝敗は皆、平等に分けられるべきだって。結果はフィフスセクターが全て決めているのよ。で、今回の試合は0-3で雷門の負け……」
貴「すみません………」
春奈ちゃんは震える声で言う。でも、私ににっこりと微笑んでくれた。
音無「嬉しかったわ。みんなが負けているのが悔しかったんでしょう？」
貴「はい。サッカーは楽しむもののはずなのに先輩たちは楽しくなさそうだし、負けているのが悔しくて………それに栄都の選手が皆さんのことからかってるのにムカついて…勝手なことしてすみませんでした」
みんなに頭を下げる。するとすんなりと許してくれた。一年組は浮かない顔。まぁ、当たり前か。
上辺だけで取り繕うのは簡単なんだよね。
音無「Aちゃん。私の昔の友達にそっくりだわ。」
春奈ちゃんはにっこり笑いかけてくれた。私も笑ってみる。まぁ、フードのせいで口元しか見えなかっただろうけど。
みんな、それぞれ休憩に入り始める。信介、葵が駆け寄ってきた。
葵「Aちゃん。大丈夫？」
葵が心配そうにドリンクを渡してくれた。
貴「うん。(^_^)」
天馬はまだ先輩たちと話しているようだ。神童先輩がかなり怒っている。天馬、KYすぎ……
みんな、呆れてるよ？でも、そんなにサッカーが好きなんだなって感じてしまう。いつの間にか神童が消えたらしい。静かになり、皆、それぞれ休憩を始めた。
ちょっと風にあたろう。
外の風にあたりベンチに帰ろうと歩いていると神童先輩に会った。冷水をかぶって落ち着こうとしているみたい。
神童side
松風、お前は一体なんなんだ！？
俺だって本当の自由なサッカーがしたいさ。でも、それでは他のメンバーに迷惑がかかってしまう。霧野や先輩たち、マネージャーや監督にも……
Aは松風とは違ってちゃんとわかっているみたいだ。でも、フィフスに逆らってしまったっ！報復がくるはずだ……
俺は冷静になるためベンチから離れて会場内に入り水をかぶった。
？「何してるんですか？」
神童「！？」
水色の髪。黒色のフード。そこには星園Aが立っていた。
貴「寒くないんですか？」
神童「別に………」
貴「大変ですよね。」
神童「お前もそう思うか？」
貴「はい。でも、サッカーは本来楽しむべきものだから、天馬の主張は正しいんです。この時代に合ってないだけで。」
お前は不思議な奴だよ。本当に
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メープル - １０年前に出た、黒歴史アイテムグッズがっ…。千宮寺の手にあるんだよ。・゜・(ノД`)・゜・。Σ（ﾟдﾟlll）使用禁止令が出ていたのにも関わらず何故、あなたの手にあるのですか？((((；ﾟДﾟ))))))) (2017年12月16日 17時) (
レス) id: 1d0ba1aa01 (このIDを非表示/違反報告)
兎を追うアリス(プロフ) - ミクさん» Σ(￣。￣ﾉ)ﾉですね！すみません´д` ;始めた頃に書き始めたので全然気にしてませんでした！時間があるときに書き直しときますね！教えてくださりありがとうございました (2016年8月22日 22時) (レス) id: 1185d8e876 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 面白いですけど 伏せずにピカチュウとかサトシとか出しても大丈夫なんですか? (2016年8月22日 21時) (レス) id: c206677893 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎を追うアリス | 作者ホームページ：
作成日時：2016年1月23日 20時
