第11話 ページ12
翌日、部室に行くと傷だらけの天馬が。なんでも遅くまで練習していたらしい。やる気あるわね。
天馬「絶対に勝ちましょう！」
先輩達「…………」
まぁ、何も言えないわよね。天馬のこのやる気が無駄になるんだから。
部室から出て、かっちょいいバスが目の前に。天馬は有頂天になり一番乗りしようと駈け出すが先輩たちの存在に気づき慌てて譲っている。ちゃんと考えなよ。敵が増えるよ？
栄都学園到着。皆、メガネをかけていてわかりやすい。つか、私どうしたらいいの？
監督にはFWで倉間先輩の代わりに出ろと言われだけど勝ったほうがいいのかな？まぁ、私は最後の試合で裏切るだけだからいっか。
そして試合開始。雷門は快調にパスを繋いでいる。そしてボールは南沢先輩の元へ。
栄都「シート・アイ」
南沢先輩からボールを取り進んでいく選手。そしてパスが渡り、シュートへ。
「パーフェクト・コース」
天馬「これなら三国先輩なら止めれるはず…」
そんな願いも虚しくゴールは決まる。技を出さなかったのだ。
フィフスの命令だからってみんなもうちょっとやる気出そうよ！二回目。三国先輩が技を出したにも関わらずシュートは決まった。私は、やる気のない速水先輩からボールを奪った。
速水「えっ、ぇ？えー！」
貴「千本桜！！」
桜の花弁をまといボールは加速していく。そして私はボールに波動をつけシュートした。キーパーへぼすぎっ。
天馬たちの喜びの表情。でも、先輩たちは私を睨んでくる。当たり前か……まぁ、自分の判断に従っただけだしいっか。
前半戦が終わる。春奈ちゃんが私をまじまじと見ている。当たり前か。これは昔、私が使っていた技。でも、分からないはず。
ベンチに戻ると栄都のキャプテンがボソッと神童になにか呟いていた。あっ、ムカついたから呼び捨てしちゃった。
消沈している選手にタオルを渡すマネージャー。うん、絵になる。
信介「A！すごいじゃん！決まったよ！」
貴「ま、まぁね〜」
天馬「皆さん！！酷くないですか？なんで本気を出さないんですか！？負けてもいいんですか！」
天馬……KYすぎ。一人だけ浮いてるよ。みんな暗いし楽しくなさそうなのがわからない？まぁ、私も言えないけどさ。
神童先輩が歯を食いしばって耐えてる。天馬、やめよう。
春奈「私が説明するわ」
顧問が口を開いた。
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メープル - １０年前に出た、黒歴史アイテムグッズがっ…。千宮寺の手にあるんだよ。・゜・(ノД`)・゜・。Σ（ﾟдﾟlll）使用禁止令が出ていたのにも関わらず何故、あなたの手にあるのですか？((((；ﾟДﾟ))))))) (2017年12月16日 17時) (
レス) id: 1d0ba1aa01 (このIDを非表示/違反報告)
兎を追うアリス(プロフ) - ミクさん» Σ(￣。￣ﾉ)ﾉですね！すみません´д` ;始めた頃に書き始めたので全然気にしてませんでした！時間があるときに書き直しときますね！教えてくださりありがとうございました (2016年8月22日 22時) (レス) id: 1185d8e876 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 面白いですけど 伏せずにピカチュウとかサトシとか出しても大丈夫なんですか? (2016年8月22日 21時) (レス) id: c206677893 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：兎を追うアリス | 作者ホームページ：
作成日時：2016年1月23日 20時
