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そらるside
熱くなり易い坂田はもう限界みたいで、目だけで人を殺せそうだ。
まさかピンク髪、、nqrseが居るとはな。まふまふと闘わせたくない所ではあるが言っても聞かないだろう。
まふまふの方は殺意が漏れすぎていて彼の周囲の空気がピリピリしている。触るな危険状態だ。
「俺があの赤髪をやるから、3人はピンク髪を宜しく。」
「「「了解。」」」
それを合図に二匹に攻撃を仕掛けようとした時、吸血鬼達が再び口を開いた。
「ハッ、俺等が二匹だと思ってんのかよ、」
その言葉に4人とも動きをピタッと止める。
まだ敵がいるということか?
「あー、nqrseには悪いけどめいちゃんどっか行った。」
「ハァ?!」
「多分あの子のとこじゃん?会いたがってたし、」
「あ゙ーもう、勝手すぎんだろアイツ。」
あの子、?
まさかと思うが、本部の場所がバレているとは思えない。
そうこう考えている時に「、、、あの子?」とまふまふが怒りを含んだ言葉を零す。
「おたくの雑魚女のことに決まってんだろ。」
それを聞いたまふまふが踵を返して脚に力を込めたのが視界に入った。
「おいまふまふ!!」
「行かせて下さいそらるさん!」
「ダメだ。今やるべきは何かを考えろ。本部にA一人じゃない、志麻さんがいるだろ。お前の仲間は強い。信じろ。」
「っ、、、」
正直俺だって帰りたい。だけど目の前に敵が居る、加えて俺等は今回4人で来た。これは一体だけでも此奴等を殺るチャンスなんだ。
それに本部には、センラさんは動けないだろうけれど動ける志麻さんがいる。信じて任せることも大切だ。
「へー、そんなにあの女が大事か?ボスの言うことなんか聞かずに この前殺っとけば良かったな、」
その言葉にまふまふがガンブレードで斬り掛かる。この武器は俺等の中で彼しか使いこなせない。まふまふが動いたのを合図に俺等も各々の相手と戦いの火蓋を切った。
どうか、待機組無事でいてくれと願った。
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ガンブレードとは剣と銃が一体化されてる武器です。分からなかったら調べてみて下さい。かっちょいいです。
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とこ(プロフ) - 七星さん» そんな風に言って頂けて嬉しいです、ありがとうございます!続編もよろしくお願いします (2021年6月6日 17時) (レス) id: f32dc7a6dd (このIDを非表示/違反報告)
とこ(プロフ) - Haoto-ハオトさん» ありがとうございます!嬉しい限りです、 (2021年6月6日 17時) (レス) id: f32dc7a6dd (このIDを非表示/違反報告)
とこ(プロフ) - 瑠海那さん» ありがとうございます、続編もよろしくお願いします! (2021年6月6日 17時) (レス) id: f32dc7a6dd (このIDを非表示/違反報告)
七星 - 久々にこんなに面白い話に出会いました…!!!!!ゆっくりでも良いので続編お待ちしております。 (2021年6月6日 16時) (レス) id: f91053f6f0 (このIDを非表示/違反報告)
Haoto-ハオト(プロフ) - めっちゃ面白かったです!!続編も頑張ってください!!応援します!! (2021年6月6日 2時) (レス) id: 17268be681 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とこ | 作成日時:2020年6月7日 20時