愛されマンネはお塩です。【BTS】 (ページ10)

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僕がここに来れた理由【1】ページ10

your side

普通な日常生活のお話も皆飽きてきたでしょ？

だから、俺が此処に来れた訳を

お話しようかな←

～～～～～～～

キュッキュッと擦れる床とダンスシューズ。

ハァハァ...と部屋に響く俺から出る声。

正直言うと、あの頃の俺は

過去１無理をしてたんじゃないかな。

｢お前、いつもすごいな｣

｢疲れねぇの？｣

そんな事ばかり言われた時期。

『疲れるよ笑

けど、楽しいから』

そう。

その仕事はすごく楽しかった。

自分の体の節々や、足の爪後割れたり

靴擦れを起こしたりしても

体は言うことを聞かず、踊り続けた。

そんなある日、

たしか...風邪をひいていた日。

｢お前、今日どうした？｣

｢いつもよりもキレがないな｣

風邪という素振りを見せたくなかった俺は

必死にいつもの動きをできるように

練習して、しまくった。

ﾊﾞﾀﾝｯ

｢おい、大丈夫かよっ！｣

そんなふうに駆け寄ってくる仲間たちを

見て、プツリと意識が途切れたんだ。

～～～～～

『ん、ここは...』

yg｢ベット｣

目の前にいたのは、今仲良くしてる

ユンギヒョンだった。

『え、先輩...？』

yg｢お前、頑張って練習してるよな。｣

いつもいつも、見られていたのか？

『僕、先輩みたいになりたいので。』

yg｢アホだな...。

お前みたいにダンスがうまくても

こうやって体が苦痛を感じてるのに気づかなかったら

全部水の泡だろ。｣

『え... 。』

yg｢これからは無理すんな。

...お前、ダンス上手いしイケメンなんだからよ｣

今のヒョンに言われてもキュンキュンしない事を

あの時のヒョンにはドキドキしっぱなしだった。

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