検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,453 hit

永遠に幼き紅い月 ページ6

魔理沙のほうきに乗せられて、
しばらく空を飛んでいると、大きな赤い館が見えてきた。
私の家の何個分くらいなんだろう、
大きな門も在るみたいだし。

A「…すごいでかい」
魔理沙「まあなー、」

魔理沙と二人で館を見上げていると、チャイナドレスにザックリとスリットを入れている綺麗なお姉さんがこっちに来た。

??「魔理沙さん!その人は誰ですか?」
魔理沙「新しく幻想郷入りした、Aっていうんだ。A、こいつは紅美鈴、この紅魔館の門番だ。」

この人は門番なのか。女の人なのに門番を任されるんだから、すごく強いんだろうな。

紅鈴「もしかして、お嬢様に会いに来たんですか?」
魔理沙「ああ、そうだけど?」

そう聞いて、艶のある血色のいい顔は、
一気に冷めていった。

紅鈴「…やめたほうがいいと思いますよ?だってお嬢様は今…」

…お嬢様って誰なんだろう?
きっと強くて優しい綺麗な女性なんだろうな。

と思った瞬間

キィン!

弾が飛んできた。



??「ふーらーんー!また私の傘使ったでしょう!あなたには自分のがあるのに何でそんなことするの!」

シュッ

フラン「レミリアお姉様だって私のプリン食べたもん!仕返しして何が悪いの!」

魔理沙「あちゃー、またやってる」

あれは一体だれ?空を飛んでる辺り、人間じゃあないんだろうけどあんなにやって近所迷惑になったりしないのかな…

美鈴「お、お嬢様!妹様!それ以上やったりしたら、また紅魔館が壊れてしまいます!」

お嬢様?ということは、ケンカしてるあの二人が、紅魔館の主なのか。

レミ「大丈夫よ!咲夜にまた直してもら…」

スッ
ピチューン

咲夜「おーじょーうーさーまー?」

ナイフを持ちメイド服を着たお姉さんが、主であるはずの彼女をロックオンしていた。

レミ「え、ちょ、咲夜待ってどうしたの」

咲夜「お嬢様が紅魔館を破壊しすぎてお金不足なんです。このままでは食費なども無くなってしまいますお嬢様、どうしてくれるんですか?」

笑顔の威圧とはこの事を言うのだろうか。
怒りのオーラがヒシヒシと伝わってくる。
さっきケンカしていたレミリアとかいう人もケンカするのは止めた。

咲夜「取り合えず今日はおやつ抜きです」
レミ「いやぁーッ!?」

魔理沙「さて、そろそろいいかな」

ここに来てからずっと黙っていた魔理沙が口を開いた。そして私を指差し言う。

魔理沙「なぁレミリア、こいつの能力、見てやってくれないか?」

…と。

無彩色な幻想少女→←魔法使いと幻想郷



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.3/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:無彩色 , 幻想郷 , トモダチ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しば丸(プロフ) - のんさん» え!ありがとうございます!必死に書いてますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします! (2017年12月20日 17時) (レス) id: 15452e1de6 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 今回も、すごく面白かったです!一回見たらとまらなくて、すっかりはまってしまいました。明日も楽しみに待ってます(*´∀`) (2017年12月19日 21時) (レス) id: 0f1b2b0da0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しば丸 | 作成日時:2017年12月17日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。