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晃一を見送った後 部屋に戻ると、暗闇の中で携帯が光っていることに気がついた。
画面を見れば、大好きな私の彼氏の名前が。
「祐基くんだ…なんだろう？」
そこには"今から会える？"というメッセージが表示されており、それは数十分前に届いてたということがわかった。
晃一が来てから課題に集中して、携帯を全くいじってなかったせいで祐基くんを待たせてしまった事に少し心を痛めながら、Aは急いで文字を打った。
《ごめんね、ずっと携帯見てなくて気がつくの遅れちゃった。もう帰っちゃった？》
メッセージを送ると、すぐさまつく既読表示。
それから祐基くんの返事を待っていたが、暫くしても返信が来ることはなかった。
次の日の朝、携帯を確認してみたが…やはり返信はない。
(祐基くん…どうしたんだろう？)
いつもだったらすぐに返信をくれる彼が、こんなに自分を待たせることなんてなかったのに。
怒らせてしまったのだろうかと不安になったAは、また改めてメッセージを送ろうと文字を打っていると、軽快な音と共に携帯が震えた。
見ると、そこにはずっと待っていた祐基くんからメッセージが。
《大丈夫。突然のことだったし、こっちこそ返信遅れちゃってごめんね》
祐基くんから連絡が来たことに、安堵の息が漏れる。
それと同時に、彼に会いたい気持ちがふつふつと湧き上がってきた。
昨日はずっと勉強漬けだったし、今日はリフレッシュしたいと思ったAは、早速文字を打つ。
《祐基くん、今日暇だったりする？今から会えないかな》
《今から？》
《うん。昨日会えなかったし…もし良かったらなんだけど、一緒にお昼でもどうかなって》
《いいよ。一緒に食べよう》
祐基くんの都合を聞いた上で、時間と場所を送り携帯を閉じる。
…なんだか少し、違和感を感じた。
いつもより返事がそっけないような、ちょっと冷たいような。
やっぱり、まだ昨日のことを怒ってるのかもしれない。
もしそうであれば少し根に持ちすぎな気もするが、ここは会ってすぐに彼に謝っておいた方がいいだろう。
こちらとて、大好きな彼とこんなことでギスギスなんてしたくない。
Aは急いで化粧をし、祐基くん好みの可愛らしい服に着替えて家を後にした。
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メリッサ - ひかり。さん» 作者のメリッサと申します。私自身、コーイチさんのお話をこれからも書いていきたいとは思っていたのですが、このまま書いていいのか迷っていたので…こう言った意見は本当にありがたいです。 ありがとうございます！ (2018年1月19日 15時) (
レス) id: 6d7431c047 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり。 - コーイチは、ずっとメンバーです。わたしは、出して欲しいです。まるでコーイチがメンバーじゃないかのようにされた方が悲しいです。 (2018年1月19日 8時) (レス) id: 5893496fcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリッサ | 作成日時：2017年11月23日 6時
