トッケビの 花 嫁

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「Aちゃんっていっつもひとりだよね」






食堂でひとりご飯を食べている私には誰かのおっしゃる通りに友達がいない





「それに、Aちゃんっておばけとか“見えないものが見える”って噂でしょ？」






「ええ〜やばい、超怖い〜笑」





まぁ、見えないものが見えてしまうのは認めるけど、私が好きで見えるようになったわけじゃない








「でも、私それより悪口言われてるの気づいてるのになにも言わないところが一番怖い〜」







悪口を無視するのはなぜかって？
それは、気にしない方がましだと思ったから。








『ごちそうさまでした。』







「はいよ、Aちゃんまたきてね」







『はい、明日もまた来ます笑』









食堂のおばちゃんにお礼を言うと私は教室へと戻る。






もちろん、教室に戻っても仲のいい友達は一人もいない。









ひとりでいることには慣れたけど、









でも、、、、最近、少し









寂しく思ってたりします。

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