「ヒロイン(仮)の対処法＝煽り」という方程式は成り立ちますか？4

煽り　その130 100票突破！ありがとうございます！！ ページ18

「ここに友達が倒れて…！」

貴【…………え、本当にここですか？
ぶっちゃけ俺の目には誰も居ないように見えるんですけど】



視力ゴミになったか？
おっかしいなぁ 俺コスチューム姿の時は眼鏡つけてんのに

…え？テメーのコスチュームなんて覚えてねぇって？

なら説明しよう！俺のコスは黒シャツ 黒ジーンズ。シャツの中に赤いTシャツ、オプションで黒ぶち眼鏡＿＿



「何 呑気にファッションチェックしてんだよ！！
……ハッ、余裕そうだな だがこの状況を見てもそう言えるか！？」


おい急に口調どした

ふと周りを見回せば……あらやだ俺 強面のおじ……オニーサン達に囲まれてるじゃない！いつの間に？！



「最初から倒れた友達なんていねぇよ。連れてくるための罠ってわけだ

大人しく俺らに着いてきてもらおうか」

貴【嫌、っつったら？】

「多少痛い目みるかもな？まぁ……


どちらにせよ一回眠ってもらうけどなぁ！！」



まずい、と思って振り返ったけど一歩遅くて
鉄パイプを振り上げたクソおじ…オニーサンの姿を最後に

俺は目を閉じた










次に俺が目を開けたのは埃っぽい建物

うーん、どこじゃここ
ってか埃っ！！治崎さん居たら死んでるぞ


……いや、まず状況を整理しよう
ただ今 絶賛誘拐中。手足は縛られてるけど口は使える

うん。端から見たらダサすぎるわぁ…



「チッ やっと起きたか」

貴「……」

「何か喋れよッ！！？」


無理に決まってんだろ！？手縛られてんだぞ！？
普通に考えて筆談出来ねーだろバァカ



「愛想ねぇ奴だな…こんなのが雄英生(ヒーロー)？
ったく教師の教え方が悪ぃのか…？」



…………それ、我が推し(雄英教師陣)への侮辱と受け取っていいよね？




貴「っあはは！……さっきからよくそんなつまんない出来ますねぇ？
そんなかわいそーな君達に俺が面白い話してあげます

……俺の個性、人の嘘見破れるんですよ」

「俺達が誘拐することも分かってたってわけか
なら何で一人で来た？たかが学生に何が出来る？」

貴「たかが学生？大丈夫でしょ だって君達＿＿＿



弱いもん」

「「「はぁっ！！？」」」



さぁ、あと三十分。まぁ イケるでしょ

煽り　その131 作者、運動会でした！秋ですねぇ…→←中秋の名月ネタ その2！(9/25 加筆)

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