触れる手 ページ16
どのくらいの時間がたっただろう
思い立った歌詞を必死に書き留めてた僕は
頭をあげてあなたの姿を探した
ははは、さっきと同じ体制でまだ、う〜んと首をかしげている
そんな姿を見て僕は、素直に
Aさんを抱きしめたいってそう思いました
僕が送る視線に気がついたのか
「チャンミンさん？どうですか、進んでますか？」
チャンミン「あっ、はい。順調です」
とっさに歌詞をメモしたレシートをシャツの胸ポケットにしまう
チャンミン「あ、でもちょっと分からない事があるんですけど、教えてもらえますか？」
Aさんが僕の隣に座って、慣れた手つきで教えてくれる
「人形のようにフィギュアを作る時は、頭の部分と胴体を別々に作ってから、こうやって竹串やようじを使って固定すると良いですよ」
チャンミン「あ〜、なるほど。これでちゃんとこの人形が立ってくれますね」
最初は真剣に聞いていたあなたの説明も
肩が触れ合うくらい、近くに座っているって意識し始めたとたん
何も耳に入って来なくなった
「あ、そうじゃなくて・・・そこはこうやって・・・」
Aさんが僕が作っていたデコレーションを
直してくれようと手を伸ばした時
僕の手と、あなたの手が触れた
「あっ」
チャンミン「あっ・・・」
それは一瞬の事だったけど
胸の奥が締め付けられるほどドキドキした
Aさんも気のせいか顔を赤くしているのは、気のせいですか？
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yunomi(プロフ) - テヨンさん、先輩・・・？チャンミンより年上の私自身が喜ぶ（笑）物語を書いてみました！ (2011年9月14日 7時) (
レス) id: 0a8a934100 (このIDを非表示/違反報告)
yunomi(プロフ) - ユウナさん、ありがとうございます！頑張ります♪ (2011年9月14日 7時) (レス) id: 0a8a934100 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yunomi | 作成日時：2011年8月20日 13時
