第百二十六話 ページ32
〜カナside〜
久々知「では、気を取り直してもう一度…
先輩はお団子、どうしますか?」
氷上「じゃあ、少しだけ貰うとするよ。」
そう言って、あたしは立ち上がった。
ユキ「ハッ!どうぞこちらへ!お団子は、向こうにあるんです!」
氷上「見ればわかるさ。皆集まっているからな。」
乱太郎に気にするなと言われたので、全く気にせずいつものような喋り方をした。
氷上「行こうか。乱太郎、兵助。」
久々知・猪名寺「はい!」
そう言って、あたしら三人はみんなが集まっている所を目掛けて歩き始めた。
少し遡って…
〜ユキside〜
ユキ[ど、どうする?]
私たち三人は、絶賛迷っています。だって、五・六年生の修羅場に出くわしちゃったんだもの。タイミングが悪いわ…
何でも、四年い組の綾部喜八郎先輩が、六年は組の氷上カナ先輩を、お得意の落とし穴に落としちゃったらしいの。で、今はカナ先輩がお説教中…
大川[仕方がない。終わるまで待つしかないです…]
ユキ・トモミ[そうね…]
大川「あ、終わった見たいです!荷車も無事凹みから抜け出せたみたいですし。」
ユキ「じゃあ、行きましょ!」
トモミ「えぇ!」
そう言って私たち三人は、走って先輩方の所へ向かい始めたの。
大川「先輩方。この荷車も凹みから抜け出せましたし、一息着きませんか〜?」
ユキ「昨日のお団子が余ってるんです!」
トモミ「良かったらどうぞ!」
昼頃には着くだろうと思ってらっしゃっる先輩もいると思うけど、荷車や落とし穴の件で疲れていると思うし大丈夫よね!
お昼ご飯は多分、いつもの量がお腹に入ると思うし!
五年生の先輩方は早々と行ってしまった。五年い組の、久々知先輩を除いてだけれど…六年生の先輩方は、少しゆっくりした感じで行かれた。
.
63人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます!夢主ちゃんの事、気に入ってくださってありがとうございます°ʚ(*´˘`*)ɞ° (2023年2月12日 7時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわぁ主ちゃんの性格ドタイプですわ〜 (2023年2月12日 0時) (レス) id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - わそ姉大好きリスナーさん» ありがとうございます!続きも楽しんでくださいね!ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2023年1月27日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 面白かったです、(^^ω)続編に行ってきま〜す (2023年1月26日 22時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
*:.。. kana.。.:*(プロフ) - 忍たま好きさん» ありがとうございます!(*^^*) (2022年12月20日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*:.。.kana.。.:* | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時:2022年7月3日 12時