第百十話 ページ16
〜カナside〜
笹山「火を付けられたら、矢を飛び出すようにして置いたんです！凄くいっぱい！」
摂津の「もったいなくない？」
あぁ、そういう仕組みだったんだな。カラクリ好きの兵太夫が出来そうで、やりそうな事だ。
夢前「もう大量の。しかも、推進式の大国火矢です！大、大、大量にです！」
摂津の「少しでいいじゃん！」
確かに、大量の矢が逆茂木に付けられていたな…敵は、そんなものを仕掛けられているとは思いもしないだろうな。
しかし、ここでもきり丸のドケチぶりは健在のようで、大量の矢がもったいないと嘆いている。
笹山/夢前/加藤/福富/皆本「大量の火矢が降り注ぐことになるのです！」
摂津の「一本いくらだよ…」
とりあえず、この変な顔をどうにかして貰いたいんだが…シメシメとした笑顔なんだ。しかも、クネクネと体を動かして変な踊りのように見えてくる。
きり丸に関しては、もう涙と鼻水を流す始末だ。きっと言っても変わらないんだろうな…話を戻すが、その火矢はしっかり機能してくれるのだろうか。
夜に見た時は、しっかりと逆茂木に取り付けられてあったし、火薬も詰めている様だったから飛んでは行くはずなんだ。
しかし、これを考えたのは兵太夫たち一年は組。手裏剣を打つと、反対方向に飛んでいってしまう奴らだ。変な事にはならないといいんだが…
あっ、今上から火の灯っている光が火矢なんだろうn…あ？火の光のように思ったから上を見上げたんだが、そこには大量の火矢ではなく…
照星「…これは、火矢ではなく…」
潮江「逆茂木ごと飛んでったやないか〜！！」
何故あたしの嫌な予感は的中してしまうんだ…今日で二回目だぞ。後ろ方を見ると、先程まで自信満々だった兵太夫たちは、一気に青ざめた顔になっていた。
摂津の「持ってけ泥棒！」
きり丸が更に涙と鼻水を流す中、皆唖然と逆茂木が飛んでいく様を見ている。終いには、森の中で花火が上がっている…それにまた、皆唖然としている。
その中で、乱太郎が飛び出てきた。
猪名寺「怪我した人、遠慮なく登校してくださ〜い！保健委員会からの、お知らせで〜す！！」
将来残ってたらの話だが、乱太郎は良い保健委員会の委員長になってそうだな。
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*:.｡. kana.｡.:*(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんの事、気に入ってくださってありがとうございます°ʚ(*´˘`*)ɞ° (2023年2月12日 7時) (
レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - うわぁ主ちゃんの性格ドタイプですわ〜 (2023年2月12日 0時) (レス) id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
*:.｡. kana.｡.:*(プロフ) - わそ姉大好きリスナーさん» ありがとうございます！続きも楽しんでくださいね！ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2023年1月27日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
わそ姉大好きリスナー - 面白かったです、(^^ω)続編に行ってきま〜す (2023年1月26日 22時) (レス) id: 888b3d648c (このIDを非表示/違反報告)
*:.｡. kana.｡.:*(プロフ) - 忍たま好きさん» ありがとうございます！(*^^*) (2022年12月20日 22時) (レス) id: b349f693ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*:.｡.kana.｡.:* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時：2022年7月3日 12時
