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第八十二話 ページ36

〜カナside〜

タソガレドキが来たのは早かった。足音が鳴り響き、こちらの方まで聴こえてくる。とても大軍勢のようだ。

だが、何故それまでしてこの園田村を制圧したいのか。

照星「前方の鉄砲隊、後詰の長柄、砲兵隊まで連れてきた。連中、城でも攻める気か…」

望遠鏡を使ってタソガレドキの軍勢を見ていた照星さんが言った。確かに、タソガレドキは城でも攻める気なんじゃないかと言うくらいの数を連れてきた。

例えこの園田村を制圧したくても、こんなに数は要らないはず。もう少し少数の兵で足りるはずだ…

田村「この距離じゃ、カノン砲も届きませんよ。橋を落としたので、砲を近づけることも出来ませんし。」

三木ヱ門も同じく望遠鏡を使ってタソガレドキの軍勢を見ていた。そうだといいんだがな。

だが、そんな思い通りにはいかない。砲兵隊を連れて来たってことは、何らかの策があるはずだ。

照星「それでも、カノン砲の弾丸はこの園田村に降り注ぐ。」

田村「届かないはずの弾丸が何故…」

こいつ、石火矢などの過激な武器が得意だなんて言っているが、まだまだ だな。

照星「田村君、君は石火矢などの過激な武器が得意だと聞いたんだが、まだまだの様だ。」

照星さん、ご最もな発言だ。三木ヱ門は顔を歪めて、近くにいた一年は組の奴らはこれまた変な顔で三木ヱ門を見ていた。

田村「何だよ、一年坊主!その顔は!!」

それに気づいた三木ヱ門は乱太郎たちに怒っていた。先生たちもこいつらを見て呆れている。

氷上「お前ら、いい加減にしろよ。先生方も呆れているじゃないか。」

田村「で、ですがカナ先輩…」

三木ヱ門は、何か言いたそうだな。だが、聞こうとも思わない。








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設定タグ:忍たま乱太郎 , 六年生   
作品ジャンル:アニメ
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H - ありがとうございますm(_ _)m (2022年4月9日 17時) (レス) id: 60762efae4 (このIDを非表示/違反報告)
*:.。.kana .。.:*(プロフ) - Hさん» すいません、今すぐ直しますね!指摘してくださって、ありがとうございます。 (2022年4月9日 12時) (レス) id: e2385a5b08 (このIDを非表示/違反報告)
H - 名前が反映されず、(夢主)表記になります (2022年4月9日 12時) (レス) @page1 id: 60762efae4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*:.。.kana.。.:* x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/  
作成日時:2022年4月9日 11時

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