第七十四話 ページ28
〜二郭side〜
久々知「あ、伊助！」
園田村の陣営具を組み立てる作業をしていらっしゃる同じ火薬委員会の久々知先輩が、僕を呼んだ。
二郭「久々知先輩。どうかされたんですか？」
まだカナ先輩の姿が見えない…まだ着いてないのかな。
斉藤「伊助くん、カナちゃんが伊助くんのこと心配してたよ。」
そして、タカ丸さんも来た。カナ先輩が、僕のことを心配してる？カナ先輩って、心配するのかな？
久々知「カナ先輩、俺が以外だって言ったら、口に出さないだけだから以外だって思うのは、わからなくもないって言ってらしたよ。
それで、カナ先輩からの伝言なんだけど、『怪我の一つもせずに帰ってきたから安心しろ』ってさ。伊助に物凄く心配されたって優しい顔をしていらした。
でも、まだ着いてないんだ。荷物が重いから、仕方がないんだけどね。」
良かった！！カナ先輩、無事に帰ったんだ。ご無事で良かった…でも、荷物が重いって、何を持ってくるつもりでいらっしゃるんだろう。
二郭「荷物が重い？」
久々知「あぁ、とても重いんだ。でも、用具委員会が一緒に運んでくれるって言ってらしたから、今日中には到着するんじゃないのかな？
三郎がさっきしんベヱに、用具委員会のところに行くように言ってたから。しんベヱがいれば、何とかなるよ。それに、食満先輩もいらっしゃるんだからね。」
道中危険な目に合っても、食満先輩がいらっしゃるんだから、きっとこっちに来る時も大丈夫だと思う。
それにカナ先輩は強いしね。じゃあ僕は、僕のやることに集中しよう！
二郭「食満先輩が一緒なら、カナ先輩はきっと大丈夫ですね！じゃあ僕は、もう行きます！」
久々知「あぁ、頑張ってこい。」
黒木「おーい！伊助、早く行くよ！」
庄左ヱ門に呼ばれた僕は、走って園田村を後にした。
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H - ありがとうございますm(_ _)m (2022年4月9日 17時) (
レス) id: 60762efae4 (このIDを非表示/違反報告)
*:.｡.kana .｡.:*(プロフ) - Hさん» すいません、今すぐ直しますね！指摘してくださって、ありがとうございます。 (2022年4月9日 12時) (レス) id: e2385a5b08 (このIDを非表示/違反報告)
H - 名前が反映されず、(夢主)表記になります (2022年4月9日 12時) (レス) @page1 id: 60762efae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*:.｡.kana.｡.:* x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a05ced32431/
作成日時：2022年4月9日 11時
