４４ 爆豪SIDE ページ4
「俺は見てたぞーーー！！」
走り去っていくAの背中を見つめていたら、後ろからアホみたいな能天気な声に呼び止められる。
「あ？」
振り返るとアホ面もとい上鳴の姿。
「か・ん・せ・つ・キ・スしたろお前らー？」
「黙れ死ね」
「うわひどい」
Aの危機感のなさは尋常じゃない。隙まみれだ。
別にそれは今に始まったことじゃないが、
何事にもAを意識してしまう爆豪にとっては一大問題だったりする。
(今度ノコノコ俺の部屋でも来てみやがれ…そん時は…)
そこまで考えてハッとする。
別に両思いというわけではないのだ。
「部屋戻る」
「うぇ？爆豪この後の山登り特集見るんじゃ…」
「そんな気分じゃねぇ」
ズボンのポケットに手を突っ込んで足早にエレベーターへ向かう。
ヂリ…とくぐもった鈴の音がした。
突っ込んだ手にはひんやりとした何かかたい感触。
ポケットから出さずともそれがAにもらったものとわかる。
”お揃いにしちゃった…！”
いい解釈をすれば好意。しかし友達としての可能性だって捨てきれない
隙まみれな、何考えてんのかわかんないあいつは
「何を思ってんだ…クソ」
自分でも、何でこんなに考えているのかわからなくなった
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小手鞠(プロフ) - もんちまるさん» センスなんてそんなそんな…ありがとうございます！ (2018年10月5日 7時) (
レス) id: 507b5d4fca (このIDを非表示/違反報告)
もんちまる(プロフ) - かっちゃん、やばすぎます！！私もそのセンス欲しかったですぅー！！これからも頑張ってくださいね！！ (2018年10月5日 7時) (レス) id: 8c34f6e90e (このIDを非表示/違反報告)
小手鞠(プロフ) - 白雪さん» ！？神！？え、あ、ありがとうございます！大変申し上げにくいのですが私の前世は多分カリブ海の昆布なのでちょっと… (2018年10月2日 16時) (レス) id: 507b5d4fca (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - やっぱ面白い…面白すぎる…やっぱり作者様は神か何かの生まれ変わりなのですか！？ (2018年10月2日 13時) (レス) id: 04ecd32bcd (このIDを非表示/違反報告)
小手鞠(プロフ) - 愛織姫さん» ありがとうございます！毎回いい回なんて...毎回これでいいんか？これでいいんか？となっているので安心します！ (2018年9月30日 11時) (レス) id: c88214cf95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小手鞠 | 作成日時：2018年9月16日 23時
