大空と雨とお姫様 (ページ9)

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一緒にページ9

ジョットside

Aは平手打ちを雨月にくらわせるや否や、身を翻して出て行ってしまった

雨月「A・・・・。プリーモ頼みたいことがあるでござる」

ジョット「なんだ？」

雨月は真っ直ぐに俺の方を向いてきた

雨月「Aを助けてあげて欲しいでござる」

Ｇ「助ける？」

雨月「そうでござる。・・・今のままではAはずっと一人でござる・・・。友と呼べる人物がAには少なすぎるでござるよ」

雨月の言葉を聞いていた俺はたちあがると

ジョット「Aは何処にいるんだ？」

美山「中庭の千年桜の所にいる筈でございます」

雨月「美山殿・・・・」

美山、さっきのAの説明だとお付きの侍女らしい。美山は雨月と同じく、Aを救ってほしいと言った

・・・・・千年桜の枝の上

Aside

A「・・・・・・・・」

ここの桜は千年前からあるって母上が言っていた・・・・母上はもういないけど、何かあったらここに来る癖が着いてしまっていた

スタッ

ジョット「ここにいたのかA」

A 「何の用ですか？」

ジョット「A、俺と一緒に来ないか？」

次回に続く