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次の日、ある少女はある少年に呼ばれた
『どったの？千空？(今日も今日とて推しが好き)』
千「あぁ、手伝って欲しいのがあってな」
『まさか、私の声帯模写？』
千「正解百億点だ」
『やった！』
『あ、ちょうどいいや、手伝う代わりにお願いがあるんだけどいい？』ﾆﾔﾆﾔ
千「嫌な予感がすんだが、」
『正解!一億点!』
『点数だったら私の方が勝ってるから、炭酸水頂戴』
千「ほらよ」
『ﾊｯﾔ』
千「で？衣装作り手伝えってんだろ？そっち先にやんぞ」
『さっすが！』
千「ってことで俺に百億点な、今勝ったんだ今度駅前のラーメン奢りな」
『うっわ最低ー、アイドル(笑)の私に奢らさせるってうっわー』
千「テメェ歌手だろ、何がアイドル(笑)だ笑わすな」
『真顔やん、綺麗な真顔やん、マジ顔立ちいいよな分けろ』
千「何処までやったんだ？」
『あ、無視？私は虫。形はできたんだけど、色が決まんなくて、ほらこれ』
千「杠でもよかったんじゃねぇか？アイデア欲しいって言ってたじゃねぇーか」
『完成したらって話よ!で？でぇ？？？』ﾄﾞﾔｻｻ
千「テメェのカラーでいいじゃねぇーか」
『それだとなんか、足りないって言うか寂しい。』
『てか、なんで白と青緑なの？見た目？見た目か？クソが、白やん、全部白やん寂しっ！』
千「赤、とかは？」
『赤？なんで？』
千「なんとかなく」
『適当？』
千「いや、本能的に」
『何言ってんの？動物かよ』
千「あ”？」
『何でもないっス』
『んじゃあー、リボンとネックレスとピアス、あと、線かな、入れるとしたら』
千「ネックレスとピアスにすんのか？」
『ん？そうだけど、？』
千空は自分の机の引き出しから何やらゴソゴソしている
千「ほらよっ」
『あべっ？！急に投げるやな!』
『え？なにこれ？綺麗』
千「ルビーとストロベリークォーツ別名苺水晶だ」
『え、何で宝石なんか持ってるの？？え？本当に高校生？』
千「まだ入学してねぇーわ」
千「白夜が買ってきたんだよ、ピアスとか開けてねぇーから使えねぇし、使わなねぇし、だからやるよ」
『いや、でも、』
千「つけてやるよ、こっちこい」
『まて！貰えないって!』
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作者名：時桜 | 作成日時：2022年8月2日 16時
