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第百八十ニ話 ページ43

「僕達は、その羂索の目的と獄門彊の解き方を聞きに来ました
知っていることを話してもらえませんか?」

乙骨が天元にそう言った

「勿論…と言いたい所だが、1つ条件を出させてもらう」


ーーーーー乙骨憂太

ーーーーー九十九由基

ーーーーー呪胎九相図

ーーーーー五条A


「この4人の内2人は此処に残り私の護衛をしてもらう」

「護衛……? 不死なんですよね」

乙骨が疑問を口にする

「フェアじゃないなあ
護衛の期間も理由も明かさないのか?」

「…では、羂索について語ろうか」

天元は、羂索の目的は“日本全土を対象とした人類への進化の強制だ”と言った

「具体的には何をするつもりなんですか?
羂索は何故あの時天元様の結界を利用し『無為天変』で日本の人間を全員術師にしなかったんですか?」

「それをやるには単純に呪力不足だ 羂索か取る進化手段はーーーーー」


ーーーーー人類と天元(わたし)の同化だ


「あれでも同化って…」

「星漿体にしか出来ないハズだ」

「以前の私ならね
12年前に進化を始めた今の私なら、星漿体以外との同化もできなくもない(・・・・・・・)

天元は言う

天元と同化した人間は術師という壁すら超え、そこにいてそこにいない新しい存在の形となると

そして、もし仮に人類が進化し、その内の1人が暴走を始めたら世界は終わると

「何故?」

天元の言葉に九十九はそう問う

「個としての境界がないんだ 悪意の伝播は一瞬さ」

「つまり、今の東京と同じ事が世界で起きる…」

そこでずっと黙っていたAがそう言った

「何の為にそんな事すんだよ」

「さぁね これも言っただろう
私に人の心までは分からない」

「でもそれって、天元様が同化を拒否すればいいだけじゃないッスか?」

真希が天元にそもそもとそう聞いた

「そこが問題なんだ
進化を果たした今の私は、組成としては人間より呪霊に近いーーーーー」


ーーーーー私は呪霊操術の術式対象だ
 
 

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瑠花 - コメント失礼しますやっと乙骨君と来栖華ちゃんが来ましたね。私は華ちゃんのことが好きなので嬉しいです (2021年10月18日 17時) (レス) @page47 id: 40dcd18497 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2021年5月19日 20時

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