【呪術廻戦】呪術師“最強”の妹〈肆〉 (ページ4)

今日:45 hit、昨日:1 hit、合計:57,873 hit

第百四十三話ページ4

ｰｰｰｰｰ

悠仁と東堂対真人

東堂の冷静な立ち回りと悠仁の連続の黒閃により真人を追い詰めた

そこへ偽の夏油傑が現れ、真人に術式・呪霊操術を使用した

「続けようか
これからの世界の話を」

夏油は呪霊操術の奥の手『極ノ番・うずまき』の説明を悠仁に行う

「術式の抽出だ」

夏油はそう言って真人を取り込んだ

「馬鹿だな
君が感じた気配に、私が気付かないと思ったのかい？」

そう言って、夏油は空を見上げる

そこにいたのは箒に乗った京都校3年の西宮だ

箒の先についたランタンが光る

　

　
「……………あそこか」

Aは半壊した建物の床に刺さった『細雪』に手を掛けてそう呟いた

西宮の合図をAは眼前で確認していた

その背後には改造人間が死んでいる

「………兄さん…」

Aは建物から飛び降りた

　

　
西宮の合図に伴う加茂、真依の奇襲を夏油は容易く避ける

その隙きを着いた三輪のシン・陰流の攻撃も、夏油は三輪の刀を圧し折って無力化させる

ｰｰｰｰｰ極ノ番『うずまき』

呪霊操術・極ノ番『うずまき』

使役する呪霊を1つにまとめ、高密度の呪力として相手にぶつける奥の手

その一撃が、大地を抉る

「……シン陰か…よかったよ
少しは蘊蓄のある奴が来てくれて」

そう言った夏油の視線の先には、西宮と三輪を守った歌姫と日下部

そして、悠仁の元にはパンダと加茂、Aがいた

「虎杖……でいいんだよな？」

ゴリラモードのパンダが悠仁にそう聞いた

「！パンダ先輩！ A先輩と京都の！！」

「良かった戻ったんだな」

宿儺に身体を乗っとられた悠仁と遭遇していたパンダは安堵する

「遅いよ、加茂君」

「随分とやられたな」

「全く、1年休暇を貰いたいくらい」

加茂とAは軽く言葉を交わすと敵を見据えた

「…あの男が五条悟を…獄門疆を持っているのか」

「らしいぜ
あんな公害持ち歩いて何が楽しいんだか」

「変態なんじゃない？」

「…何者だ」

加茂がAとパンダに問う

「側は夏油傑中身は知らねぇよ」

「さあ… でも、確実に1000年は生きてるだろうね」