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第百五十三話 ページ14

「私が配った呪物は千年前からコツコツ契約した術師達の成れの果てだ
だが、私と契約したのは術師だけじゃない
まぁ、そっちの契約は、この肉体を手にした時に破棄したけどね」

「まさか」

「これがこれからの世界だよ」

夏油がそう言うと、夏油の背後から何体もの呪霊が現れた

「じゃあね、虎杖悠仁」

夏油はそう言って獄門疆を見せびらかした

「五条先生!!」

ガキンッ

「クッ…! (『細雪』が弾かれた…!)」

夏油に向け振った『細雪』が呪霊に弾かれる

「邪魔しないでくれるかい? A」

「……ッ!!」

「……聞いてるかい? 宿儺
ついでに、鬼一法眼も
始まるよ 再び、呪術全盛平安の世が…!!」




 




 




 




 




 




 





 

 


 
「………逃げられた…」

Aはそう言って『細雪』を鞘に納めた

「A先輩……」

「A…」

悠仁とパンダがAに心配の声を掛ける

「…………フゥ…
兎に角、無事で良かったよ 悠仁」

Aは悠仁にそう言った

「え…?」

その声があまりにも平坦で悠仁は困惑した

「……A先輩… 無理しなくていいよ」

「…………」

悠仁の言葉にAは何も返さず、ただ微笑んだ

Aの白い肌に、赤い蜘蛛の巣の模様はとても映えていた

そして、Aは九十九の元に向かう





「眼は大丈夫かい?」

足元の突き刺さったナイフを引き抜くAに九十九がそう聞いた

そこには加茂もいる

「絶好調」

Aはそう返してナイフをジャケットに仕舞った

「絶好調って…!」

「まぁ…視力はあるから別に問題ない
それより、これからどうするか、でしょう?」

Aはそう言って九十九を見た

「この場にいる子達は責任を持って私が送り届けるよ」

「では、高専に滞在を?」

「ああ 私も、いい加減天元と向き合わないとね」

「……分かりました」

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瑠花 - コメント失礼しますやっと乙骨君と来栖華ちゃんが来ましたね。私は華ちゃんのことが好きなので嬉しいです (2021年10月18日 17時) (レス) @page47 id: 40dcd18497 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2021年5月19日 20時

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