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第九十ニ話 ページ48

「渋谷」

「違ぇよ この1ヶ月だ」

「あー……あのニセモノに嵌められた」

「嵌められた?」

「そう 良いように『縛り』を結ばされちゃってね」

真希の問い掛けにAはそう返した

「『縛り』?」

Aに七海はそう聞き返した

「『五条悟の封印に協力する』っていう縛りです」

「馬鹿なんですか?」

七海はAの言葉に本心からそう言った

「七海さんに言われたら傷付きますね
でも無条件で協力してやる程、私も馬鹿じゃないですよ
あの場にいた少年を開放する事、五条悟の封印に関しては、結界術のみ協力するという事を条件として出しましたから」

Aは七海にそう言った

「………貴女が味方であることは分かっています
勿論、あの少年助けるためにその条件で『縛り』を結んだこともね」

「では、ご期待に添えるよう仕事しますか
………って事で、そろそろ離してくれない?」

Aは未だに胸倉を掴んでいる真希にそう言った

「…………勝手に居なくなんなよ」

「…!」

「私も、パンダも棘も1年も!! 皆、アンタの事が好きなんだよ! だから…」

「ごめん、真希 もう二度としないから
でも、私は自分の選択に後悔してない」

Aはそう言って真希の頭に手を置いた

真希はAの胸倉から手を離した

「私達を空気にしてんじゃないわよ呪術師共!!!」

すると、白魔がA達にそう叫んだ

「あ…忘れてた」

Aはそう言うと真希の頭から手を離した

「忘れ…!」

「って言うか、私と殺り合う元気あんの?」

Aは白魔にそう聞いた

「…はぁ?」

「私の渾身の突きを『黒閃』でくらったんだから、立ってるだけでほぼ限界でしょ?」

Aは笑みを浮かべて白魔にそう言った

「白魔 此処は任せて治癒しろ」

「陀艮……なら、あの白髪の呪術師だけ生かしといて頂戴」

「ああ」

白魔はそう言うと一瞬にして消え去り、陀艮は4人の術師の方を向いた

「1級が3人とは…祓えねば笑いものだな 五条の娘」

禪院がAにそう言った

「禪院のおじい…………特別1級こそ、腕は鈍ってないですよね?」

「誰に言っておる」

「兎に角、4人でこの呪霊を祓います」

七海はサングラスを直してそう言った

真希は呪具を構えた

Aは『細雪』に手を掛ける

禪院も攻撃の体勢に入った

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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2020年12月28日 16時

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