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第四十九話【過去編】 ページ5

いろいろあって卒業式

「A先輩みたいな不良でも卒業できるんですね」

「失礼な奴だな これでもテストの点数は毎回1位だぞ」

式が終わったあと、Aは恵と話していた

「高校…東京でしたっけ?」

「そう『東京都立呪術高等専門学校』 恵もきっと入るよ」

「入りませんよ…呪術師の学校なんて」

「(どうすんの、兄さん)」

Aは内心そう思った

「まぁ、いいや 勉強だけ真面目にやっとけ 喧嘩は知らん」

「そんな事言うのアンタぐらいですよ」

「そう?」

「……また会えます?」

「恵が呪術師になったら嫌でも会えるよ」

「だからならないってーーーーー」

「はいはい」

Aはそう言うと、伏黒に一枚の紙を差し出した

「電話番号…?」

「変わったの
なんかあったら掛けてきて良いよ 出来る限り出るようにするから」

Aが伏黒にそう言うと

「Aさん!」

伏黒の姉、津美紀が他の卒業生の所からAの元に来た

「津美紀…!」

「高校が東京って本当ですか!?」

「うん」

「そんなぁ…」

「何かあったら連絡して 恵に新しい番号教えてあるから」

「はい!」









ーーーーー呪術高専

「久し振りだな A」

夜蛾がAにそう言った

「お久し振りです 夜蛾先生」

「相変わらず、悟と違って礼儀正しいな それと、今俺は学長だ」

「あ、そうでした」

Aは笑ってそう言った

「でも学長 この子この前まで成績優秀な不良でしたよ」

近くに居た五条がAの肩を掴んでそう言った

「お前よりマシだろう」

「そうですか?」

「ああ
さて、A お前は既に呪術師として活動していて……呪術高専への入学もほぼ決まっているわけだが…その覚悟はできているのか?」

「勿論出来ています」

「では聞こう 何故、呪術高専へ来た?」

「………自分の存在を、証明する為です」

「ホォ………………合格だ
改めて、ようこそ 呪術高専へ」









ーーーーー
ちなみに、Aが中学の担任をクソ教師と呼んでいたのは、何かとAに絡んできてウザかったからです(+とんでもないナルシスト 自分の顔が良いと思ってるくらいに)

Aの中学時代は教師に対する悪態が酷く、授業も出るだけで寝るか聞き流すかを決め込んでいたわりにはテストは常に満点という素行だけ悪い生徒でした

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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2020年12月28日 16時

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