【呪術廻戦】呪術師“最強”の妹〈弐〉 (ページ21)

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第六十五話ページ21

ｰｰｰｰｰ領域展開『嵌合暗翳庭』

ﾄﾞｻｯ

伏黒は領域展開により、特級呪霊を祓った

そして、体力や呪力の限界を迎え入眠

「……………全く、無茶をする」

そこへ、Aは現れた

「(領域展開……まだまだ不格好ではあったけど、恵ならすぐにモノにできる)」

Aは伏黒の横でしゃがみ込むと手をかざした

「あんまり、得意じゃないんだけどね」

ﾎﾟｳｯ

伏黒の負った掠り傷などが治る

反転術式による他者の治癒

「………」

　

　

ｰｰｰｰｰ蝕爛腐術極の番『翅王』

「バチ殺し！！」

血でてきた蝶のような羽

その血は物体を腐蝕させる

悠仁と釘崎は一時的に距離を取ることにした

「釘崎！！もっとスピード出せるか！？」

走りながら悠仁は釘崎に聞いた

「無！！理！！」

そう言った釘崎は悠仁は抱えて走った

「(なんて速力！！人一人抱えて！？逃げ切られる…まぁいい…)」

「うっし射程外だな」

悠仁は釘崎を抱えて走り、蝕爛腐術の射程外へと出た

しかし

ﾌﾞｼｭｳ

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

二人とも攻撃を食らってしまった

「私達の術式はここからです」

ｰｰｰｰｰ蝕爛腐術『朽』

男がそう言うと、二人の体に薔薇のような模様が浮き出た

「あ"？」

「私達兄弟どちらかの血を取り込み、私達兄弟どちらかが術式を発動すれば、侵入箇所から腐蝕が始まります」

男は笑みを浮かべる

「辛いようでしたら、今すぐ殺して差し上げｰｰｰｰｰ」

ｰｰｰｰｰ『私の後輩を殺したら、私がお前達を殺す』

「！！」

男は忘れていた

この二人を殺したとしても、自分達に待っているのは“死”である事に変わりはないと

直接ぶつけられた殺気と呪力量の差

それを思い出し、体が本能的に硬直する

「クックックッ当たれば勝ちの術式強いなお前ら
でも残念私との相性…最悪だよ！！」

釘崎は男にそう言った

ｰｰｰｰｰ蒭霊呪法『共鳴り』

そして、自身の手に呪力を込めた釘を打ち込んだ

ﾄﾞｸﾞﾝｯ

「我慢比べしよっか♡」