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カシャンッ
「「「「「!?」」」」」
キャンティの手にあったライフルが吹き飛ばされた
カシャンッ
続いてコルンのライフルも吹き飛ばされた
「狙撃…!?」
「あそこ 9時の方向」
コルンが指した方向にあるのは、開業前の商業ビルだった
「あのビルからだよ」
キャンティとコルンは弾き落とされたライフルを拾って照準を定める
「彼処のビルって…此処から800ヤードは離れてーーーーー」
バシュッ
「ーーーーーッ!!」
キャンティの左肩を弾丸が貫いた
痛みで顔を歪めるキャンティの横でキールの携帯電話が着信を告げる
非通知設定の番号からだった
「はい」
『こんにちは、CIAの仔猫ちゃん』
「!?」
キールは2つの意味で目を見開いた
1つは、つい先日聞いたばかりの機械合成された声が電話の相手だったこと
もう1つは、謎の人物に己の所属がバレていること
「貴方は…」
『スピーカーモードにしてください』
「………」
怪訝そうな顔を浮かべて、キールは電話をスピーカーモードにした
『だから言ったでしょう? 失敗すると』
「テメェの仕業か…!」
『我々のスナイパーも中々の腕でしょう?』
「何が目的だ?」
『愚問ですね
我々の目的など、貴方方には関係のない話です
それより、早くそこから撤退したほうが宜しいですよ
そちらに今、公安が向かっていますから』
「チッ “狐”が…!」
舌打ちをしてジンがそう言った
『フフフ 健闘を祈ります』
そこで通話は切れた
ジン達は、ガルシアの暗殺を諦めて撤退
その8分後に公安の数名が到着したが手掛かりらしきものは一切無かった
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朱鷺の砂(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます。政治分野は専門ではありませんが、勉強をしています。コナンはリアルな部分が多い作品なので、そこに沿いつつフィクションを入れています。 (5月23日 14時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。政治的な知識が豊富な夢小説で興味深いです。もしかして政治のお勉強をされているのですか。 (5月23日 11時) (レス) @page23 id: f174f30836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2022年4月29日 22時