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「「「え？」」」
「訓令式のローマ字表記だと『ふ』は“ＨＵ”と表記しますが、ヘボン式だと“ＦＵ”
前の2つの暗号はどちらもヘボン式で表記されていました」
「こりゃあ…奴等はすぐに気付くな」
「
銀髪の男がサングラスの男ｰｰｰｰｰ
「グレイと嬢は果出風町に向かえ
雪は警察の捜査情報を俺に報告 妙なことがあればすぐにな
俺は此処でFBIにコンタクトを取る」
「「「了解」」」
機械式地下駐車場
そこに停められたBMW M3セダン F80
小鳥遊と銀髪の男ｰｰｰｰｰグレイソン・ロイｰｰｰｰｰはそれに乗り込んだ
「どれくらいで着く？」
「15分は掛からないと思う」
グレイの問いに小鳥遊はそう返した
「じゃあ、15分でFBIの通信に入り込む」
発進した車の助手席でグレイはパソコンを操作する
果出風町1-4・地下駐車場
「あの車か」
数十分前に到着し、待機していた小鳥遊とグレイの視界にFBI捜査官が乗った車が現れる
『此方キャメル…
予定通りに果出風町1-4の地下駐車場でマークと待機中ですが…指定の時間を5分経過しても奴等が来る気配は全くありません！
まさかジョディさん、暗号を書き間違えたんじゃ…』
『そんな事はないわ！ 何度も確かめたから！』
FBIの通信が端末を通して聞こえてくる
「確かに、あれは気付かないな」
「ローマ字という概念は私達には無い
日本人にとっては馴染み深いものらしいけど」
グレイと小鳥遊はそう話す
『駐車場を見張ってる外部班！ 状況は？』
『こちらビルとデイビッド！
駐車場があるビルに近付く人影ゼロ…
やっぱ、ジョディさんが書き間違えたんじゃないですか？』
『俺もそれに1票…』
男の声でそう聞こえた次の瞬間、叫び声が聞こえてきた
「即死じゃねぇか…やっぱり、キャンティの肩はまだ治ってないな」
「じゃあ、今打ったのはコルン？」
「さあ…あの傷でも狙撃は可能だ かなりブレるがな」
グレイがそう言うと、キャメルが運転する車が発進し、駐車場を出る
「今出るか…」
小鳥遊がそう言うと、端末から銃声と叫び声が聞こえてきた
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朱鷺の砂(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます。政治分野は専門ではありませんが、勉強をしています。コナンはリアルな部分が多い作品なので、そこに沿いつつフィクションを入れています。 (5月23日 14時) (
レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。政治的な知識が豊富な夢小説で興味深いです。もしかして政治のお勉強をされているのですか。 (5月23日 11時) (レス) @page23 id: f174f30836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鷺の砂 | 作成日時：2022年4月29日 22時
