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小鳥遊は警視庁近くの駐車場に停めた自身の愛車に乗り込んだ
愛車は、BMW M3セダン F80 のブラックサファイア
小鳥遊は携帯電話を取り出し、ある番号に電話を掛けた
「ジャック・アベラールの件ですが、無事に解決したそうです」
そして、電話の相手にフランス語でそう言った
『そうか』
「組織とは全く関係ありませんでした」
『犯人の動機は?』
「彼女がフランス人の男に寝盗られたからだそうです」
『…くだらんな』
「否定はしません 遺族への説明は…」
『それは此方で対処する』
「すみません もう少し早く気付けていれば…」
『彼奴には、彼奴なりの覚悟があって捜査に当たっていた
組織の構成員の尾行も上手くやっていた
お前は彼奴からの“無言の電話”から意図を汲み取り、IDと拳銃を秘密裏に回収した
お前の機転が無ければ、我々の捜査に支障が出ていただろう』
「…IDと拳銃は後程、本部へ送ります」
『ああ 此方も少し体勢を立て直す
日本に居る捜査官達にも暫くは動くなと通達しておく
フォローは任せたぞ A』
「了解です 長官」
小鳥遊は通話を終えると、車のエンジンを掛け、発進させた
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朱鷺の砂(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます。政治分野は専門ではありませんが、勉強をしています。コナンはリアルな部分が多い作品なので、そこに沿いつつフィクションを入れています。 (5月23日 14時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。政治的な知識が豊富な夢小説で興味深いです。もしかして政治のお勉強をされているのですか。 (5月23日 11時) (レス) @page23 id: f174f30836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2022年4月29日 22時