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十七夜月(かのう)が調べた防犯カメラの映像に映っていた不審人物を調べたところ、身元が判明

警察がその人物についての捜査を始めると、自宅から凶器や遺体を運ぶのに使用されたスーツケースが発見された

その人物は逮捕されたが、再度事情をということで小鳥遊は警視庁に呼ばれていた



「いやぁ〜先日はとんだ御無礼を」

小さな会議室らしき部屋に案内された小鳥遊に目暮がそう言った

記録係として高木が同席している

「いえ」

「真逆、科警研やSSBC、警察学校の外部講師を頼まれていた方だとは知らず…」

「お気になさらず
それより、事情聴取をさっさと終わらせてしまいましょう 私も暇ではないので」

「そ、そうですな ではーーーーー」







1時間後

「ーーーーー事情聴取お疲れ様です」

小会議室から出てきた小鳥遊に十七夜月(かのう)がそう言った

「警察の事情聴取は、どこの国でも長いな」

「そういうものだということは、私よりも貴女の方がよくご存じでしょう?」

十七夜月(かのう)はそう言って手に持っていた缶珈琲を小鳥遊に差し出した

「ありがと」

「これから仕事ですか?」

「うん 3講義連続でね」

「それは…頑張ってください」

「お前もな」

十七夜月(かのう)の言葉に小鳥遊はそう返すと、廊下を歩いていった





十七夜月(かのう)君、彼女と知り合いだったのか?」

目暮が十七夜月(かのう)にそう聞いた

「ええ とても尊敬している方です」

十七夜月(かのう)が目暮にそう答えると、携帯電話が着信を告げた

「おお、すまん」

目暮は着信を告げる携帯電話を片手に廊下を歩いていった

「あのー」

「?」

「もしかして、小鳥遊さんと十七夜月(かのう)警部って付き合ってます?」

「………」

「あ、違うならすみません」

「高木君」

「は、はい…!」

「階級を付けて呼ぶ必要はありませんよ 呼びづらいでしょ」

「え?」

予想外の返答に高木は困惑した

「それから、先程のは内緒でお願いします
仕事とプライベートを一緒にしたくないので」

十七夜月(かのう)は人差し指を口元に近付けて高木にそう言うと、廊下を歩いて行った



「美男美女に加えて高学歴…凄いなぁ」

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朱鷺の砂(プロフ) - ベルモットさん» コメントありがとうございます。政治分野は専門ではありませんが、勉強をしています。コナンはリアルな部分が多い作品なので、そこに沿いつつフィクションを入れています。 (5月23日 14時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。政治的な知識が豊富な夢小説で興味深いです。もしかして政治のお勉強をされているのですか。 (5月23日 11時) (レス) @page23 id: f174f30836 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鷺の砂 | 作成日時:2022年4月29日 22時

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