第二百九十三話 ページ10
特級呪具『
Aはこれを“4つ”所持していた
黒・紫・赤・青
それぞれの色で作られた組紐状の呪具
生産はフランス
作っている呪術師は1人ではなく数名いて、それぞれが“別々の効果”を持つ
Aが所持する4つの
“黒”と“紫”の
“赤”と“青”の
渋谷事変にて、“黒”と“紫”、そして“赤”の
今、Aの手元にあるのは、“青色の
その効果は『直接触れた術者の術式停止』
以前、渋谷事変で特級呪霊・白魔の領域を破った様に、一時的に“触れた術者の術式効果を停止させる”
術式の無いAが、領域を脱する手段の1つ
(一応『細雪』でも出ようと思えば出れる)
しかし、3秒あればAは『曼珠沙華』を展開出来るし、何より領域展開後は一時的に術式が使用できなくなる
つまり、Aにとって形勢逆転の1手
ｰｰｰｰｰ
最上はAに近付く
Aは
最上の背後に包丁やハサミが見える
ｽﾞｻｽﾞｻｽﾞｻｯ
「ｱ"ｱｯ…！！」
腕や脚、脇腹
急所を避けて、包丁やハサミが突き刺さる
さらに建物の外壁に張り付けられる
「(結界で防がなかった…
あれには何らかの動作が必要なのか？ 考えられるのは印を結ぶ事だが、そんな素振り見せていたか…？)」
項垂れて動きもしないAを最上は見た
「(急所は外した筈だが……)」
殺したかと最上はAに近付き、項垂れた頭を掴み顔を上げさせた
ｶﾞｯ
その手首をAは左手で掴んだ
刹那
「！？」
建物の外壁に張り付けられていたAの体が外壁から離れる
予想外のことに最上は目を見開いた
「ﾊｧ…ﾊｧ……」
Aは空いている手に作った呪力の塊を最上にぶつけた
「ｸｯ…！！」
その威力に最上は道路を挟んだ向かい側の建物の外壁まで吹き飛んだ
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A(プロフ) - 初めまして。いつも楽しく読ませてもらってます！ 落ちは決まってますか？狗巻棘落ちだと嬉しいです。 (11月18日 16時) (
レス) @page25 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂(プロフ) - 秋美さん» ありがとうございます、返信遅くなりました。渋谷事変始まりましたね！推しが…！！大変だ…！！ (これから更新ペースが少し上がるかもです。良かったら楽しんでください！) (9月25日 14時) (レス) id: 8cdf08c5b6 (このIDを非表示/違反報告)
秋美(プロフ) - もうすぐ渋谷事変が始まりますね、、、！それに乗じてこの作品を見返しにきました！！！更新いつまでも楽しみに待ってます！！！！番外編の方も作者様のペースで更新待ってます！！！！！ (8月25日 17時) (レス) id: 651af2d60e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鷺の砂 | 作成日時：2022年2月28日 6時
