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「此処にいるのが最大の証拠でしょう」
言峰が仙波にそう言った
「私が此処に居ること…それは果たして、捜査資料に書ける事だろうか？」
「何ですって？」
「”君達を助けに来た“彼女達は、恐らく正当な手続きを踏んでいない」
「！」
仙波の言葉に言峰は小鳥遊を見た
「…………」
小鳥遊は何も言わずに仙波を見ている
「仙波さん 貴方は今の今まで、この部屋で何を見聞きしたんですか？」
説明しろと言いたげに小鳥遊を見る言峰を他所に、
「何？」
「彼女が私達を助けに来た？ そんな訳無いでしょう
彼女達の目的は、最初からカリー社長のみ
彼を捕らえるためだけに船籍を剥奪し、武装した部下を投入して、物理的にもこの船の支配権を奪った……つまり、最初から貴方のことなど眼中にない」
「しかし、彼女は君達を…」
「そんなもの、気まぐれか何かでしょう」
「(気まぐれって…)」
「屁理屈だな
現に彼女は、“事件の捜査に関与している”」
「確かに、それは事実です
しかし、彼女はもう捜査関係者ではない
つまり、彼女が此処に来た目的や理由は、捜査と関係があるとは言い切れない」
「………」
「それと、貴方は重要な事を確認していない」
「何？」
「この船の船籍と所有権者です」
「？」
何を言っているんだと言いたげな顔で、仙波は
「ｰｰｰｰｰそうか、分かった」
小鳥遊は電話をしていた
「たった今、この船の船籍と所有権が日本に移った」
「何…？」
「サーガ 今から銃は撃つな」
小鳥遊がカリーの部下だった男にそう言うと、男は銃を下ろした
「我々が此処ですべき仕事は終わった 戻るぞ」
小鳥遊はそう言うと、踵を返して部屋を出て行った
フレッドとサーガもその後をついて行った
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朱鷺の砂(プロフ) - マヤさんさん» ありがとうございます！ (1月11日 20時) (
レス) id: 8cdf08c5b6 (このIDを非表示/違反報告)
マヤさん(プロフ) - 成程、そういう感じなんですね！これからのストーリーがどうなっていくのか楽しみにしてます！烏とダイヤモンドはとてもリアリティがあって大好きな小説で、今まで見たことなかったすごい作品だなと思って読んでます。これからも応援してます！！ (12月26日 18時) (レス) id: f25d166046 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂(プロフ) - お手製ですー！さん» 2人の関係性だと、2人の出会いをまだ書いてないので詳しく言えないですが、コナンと灰原の相棒という関係性を軸にしてたりします。小鳥遊ちゃんは、灰原と通づるモノがあるので。細かい設定を書けば分かりやすくなるかも知れないのでキリが良い所で書こうと思います。 (12月19日 21時) (レス) id: 8cdf08c5b6 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂(プロフ) - コメントありがとうございます。返信遅くなりすみません。質問についてですが、雪夜君は見た目が爽やか系なので、強いて言えば福士蒼汰さん似です。小鳥遊ちゃんが誰に似てるは難しいですね。ハーフなので。中条あやみさんとかかな？ 多分… (12月19日 21時) (レス) id: 8cdf08c5b6 (このIDを非表示/違反報告)
お手製ですー！ - 小鳥遊はなんとなく想像がつくのですが、十七夜月はドラマ"相棒"の神戸 尊さんの感じなのかなと想像してます。ドラマやアニメで二人のキャラと関係性がぴったりのがあれば教えてください。 (10月21日 21時) (レス) id: 34ae372afa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鷺の砂 | 作成日時：2023年8月27日 23時
