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マンションを出た小鳥遊は、近くのカフェに入った
ドリアとアイスコーヒーを注文して、パソコンを開く
画面を見ながら、鞄からノートを取り出した
ノートの走り書きのメモを見ながら、文章を打ち込んでいく
時折手を止めて、メモと画面の文章を見比べて考え込む
ｺﾄ…
「お待たせしました」
すると、店員がアイスコーヒーをテーブルに置いた
「どうも」
「ごゆっくり」
店員が去っていくと、小鳥遊はアイスコーヒーを一口飲んで、再び手を動かした
「小鳥遊先生」
すると、子供の声が聞こえてきた
「！」
声の方を見ると、そこには眼鏡をかけた少年が居た
「君は……確かあの探偵の…何の用？」
作業の手を止めて、小鳥遊はコナンにそう問うた
「偶々見つけたから声を掛けただけだよ」
そう答えたコナンを小鳥遊は見た
そして、少しだけ視線を上に上げる
コナンが来たであろう方向を見ると、そこには見たことのある外国人が2人居た
「(……もう1人いるか…)」
「小鳥遊先生は仕事？」
「食事ついでに論文を書いているだけだ」
コナンの質問に小鳥遊は当たり障りなく答える
「へぇー」
「君に理解はまだ出来ないだろう」
小鳥遊はそう言ってアイスコーヒーを飲んだ
「小鳥遊先生は、なんでいつも黒いレンズの眼鏡をかけてるの？」
「…ただの趣味」
小鳥遊がそう言うと、店員がドリアを運んできた
「そう言えば、捜査一課の刑事さんが言ってたけど、
ドリアを口に運ぶ小鳥遊にコナンはそう聞いた
「…公安……」
「
「何も
それに、他人に言って良いようなことじゃないだろう」
スプーンを置いて、小鳥遊はそう返した
「そっか」
どうやって小鳥遊を引き止め、情報を聞き出そうかと考えるコナンを他所に、小鳥遊はパソコンやノートを鞄にしまった
「私は帰る 君も早く帰ると良い」
そして、コナンにそう言うと、小鳥遊は席を立ち、レジに向かった
「あ！ 待ってｰｰｰｰｰ」
コナンが小鳥遊に手を伸ばすも、カフェの扉に阻まれてしまった
「どうやら、勘付かれていたみたいだな」
閉まった扉を見ていたコナンに沖矢が声を掛けた
「そうみたいだね」
「追うぞ」
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朱鷺の砂(プロフ) - マヤさんさん» ありがとうございます！ (1月11日 20時) (
レス) id: 8cdf08c5b6 (このIDを非表示/違反報告)
マヤさん(プロフ) - 成程、そういう感じなんですね！これからのストーリーがどうなっていくのか楽しみにしてます！烏とダイヤモンドはとてもリアリティがあって大好きな小説で、今まで見たことなかったすごい作品だなと思って読んでます。これからも応援してます！！ (12月26日 18時) (レス) id: f25d166046 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂(プロフ) - お手製ですー！さん» 2人の関係性だと、2人の出会いをまだ書いてないので詳しく言えないですが、コナンと灰原の相棒という関係性を軸にしてたりします。小鳥遊ちゃんは、灰原と通づるモノがあるので。細かい設定を書けば分かりやすくなるかも知れないのでキリが良い所で書こうと思います。 (12月19日 21時) (レス) id: 8cdf08c5b6 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂(プロフ) - コメントありがとうございます。返信遅くなりすみません。質問についてですが、雪夜君は見た目が爽やか系なので、強いて言えば福士蒼汰さん似です。小鳥遊ちゃんが誰に似てるは難しいですね。ハーフなので。中条あやみさんとかかな？ 多分… (12月19日 21時) (レス) id: 8cdf08c5b6 (このIDを非表示/違反報告)
お手製ですー！ - 小鳥遊はなんとなく想像がつくのですが、十七夜月はドラマ"相棒"の神戸 尊さんの感じなのかなと想像してます。ドラマやアニメで二人のキャラと関係性がぴったりのがあれば教えてください。 (10月21日 21時) (レス) id: 34ae372afa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鷺の砂 | 作成日時：2023年8月27日 23時
