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「世界的テロリストと言われていましたが、とても呆気なく死にましたね」
「“復讐”を遂げた瞬間というものは、案外そういうものだ」
「別に、私は父に復讐しようなどと思ってはいませんでしたよ？」
「嘘をつけ
私が知らないとでも思っているのか？」
「………………流石ですね」
暫しの沈黙の後、ジョセフは口を開いた
「どうして知っているんですか？
私が父を殺すように仕向けたと」
「衰えていたとは言え元軍人を民間人が殺せるとは考え難い
殺害方法と現場を用意し、かつ奴を油断させることのできる人物の協力が必要だ」
「成程 確かに」
ジョセフは苦笑を浮かべた
目の前の女には全て筒抜けらしい
ならば、勿体振るのは時間の無駄だ
「私の望みは、『
其の為に此処に留まりました
私の持ち得る情報全てを、貴女方“DGSE”に提供します」
ジョセフの言葉に監視室の長官達は驚きを顕にしているだろうと小鳥遊は思った
「因みに、見返りは？」
「見返り？」
「例えば、情報提供をする代わりに、自分の身の自由を保証しろ、とか」
「ありません
今迄の罪は全て受け入れる覚悟で来ましたから」
「………私は今回、前線に出るつもりはない」
「…！？」
小鳥遊の言葉にジョセフは目を見開いた
「現場で対処に当たるのは日本の警察だ
DGSEという立場上、私が前線に出るのは色々と問題がある」
「日本の警察……7年前、ジャファルを追い詰めたのは貴女です 貴女でなければ、彼は止められない…！」
「7年前、ジャファルを追い詰めたのは日本の刑事だ 私ではない」
「何…？」
「私はあの時、爆弾の設置場所を予測しただけだ」
「じゃあ…彼の右腕を撃ったのは…」
「その刑事だ
安心しろ 其奴が今回警備に当たる」
「信用はできません」
「ﾌﾌｯ それはそうだな だがｰｰｰｰｰ」
小鳥遊はそこまで言うと、ジョセフに鼻がぶつかりそうな程顔を近付けた
「ｰｰｰｰｰその刑事が私の“お気に入り”で、かつ、『ISRT』の一員だとしたら？」
「な…！？」
信じられないという表情でジョセフは小鳥遊を見た
「さて、会談まであと3日……諸々の準備とフライトの時間を除けば、約1日私には空き時間がある」
小鳥遊はそう言って椅子に座り直し、脚を組んだ
「ｰｰｰｰｰ私はスパルタだが、付き合ってもらうぞ」
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朱鷺の砂(プロフ) - お手製おにぎりどうぞ！！さん» ご質問の文章の書き方ですが、私は背景とかキャラの動作とかにこだわりがあるので、それを全面的に出すために三人称視点で書いてます。あと誰のセリフかが分かりやすくなりますし。こんな感じですが私の書き方が参考になれば良いです。頑張って下さい。 (2022年11月24日 22時) (
レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂(プロフ) - お手製おにぎりどうぞ！！さん» 感想ありがとうございます！ 楽しんでいただけているようで嬉しいです！！ (2022年11月24日 21時) (レス) id: 8ffe6e82ed (このIDを非表示/違反報告)
お手製おにぎりどうぞ！！ - 一つ質問なのですが、どうすればリアル感のあるカッコいい文章の書き方ができるのでしょうか？私も別サイトで小説を書いていますが、どうしてもうまくいきません。 (2022年11月21日 20時) (レス) @page2 id: 3461c24d3b (このIDを非表示/違反報告)
お手製おにぎりどうぞ！！ - この小説全て読みました！読んでいて他の作品にはない面白さと文章の書き方があって、まるでコナンの世界に自分がいるみたいでした！ (2022年11月21日 20時) (レス) @page2 id: 3461c24d3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鷺の砂 | 作成日時：2022年11月18日 16時
