No.5 池袋では【プロローグ】 ページ7
ここはかの有名な池袋ディビジョン。
ここを取り仕切っているのはBuster Bros!!!の山田三兄弟だ。
「なあなあ、兄ちゃんもうすぐだよな。」
「ちょっと、退いてよ低脳二郎！」
「なんだとぉ、この中坊が！」
「テメェら、いい加減にしろ。」
「「ご、ごめんなさい」」
一郎は読んでいた本をパタンと閉じると、改めて弟達を見た。
「二郎、三郎、お前達がはしゃぐ気持ちも分からんでもない。だがな、このバトルを命をかけて戦う。
気を引き締めろ。」
「其れは分かってるよ、でもさぁ、兄ちゃんはワクワクしないの？だって、中央区にはオト姉ちゃんが居るんだよ。」
その名前が出た途端、一郎は目を見開いた。
「な、ちょっと二郎！一兄の前でオト姉さんの話は「構わねえ、三郎。」でも！」
「いいんだ。」
一郎は先程閉じた本…アルバムを開くとその中の一枚を取り出し、その写真を見つめた。
「兄ちゃん、それって…」
「嗚呼、俺らが最後にオト姉と撮った写真だ。」
其処にはA、一郎、二郎。
そして、まだ小さい三郎の姿が写っていた。
「あれから、色々あったな。」
両親の死、クニ兄の死、オト姉との別れ。
本当に色んな事があったが、別に不幸なんかじゃない。
「なあ、オト姉ちゃんって改めて見ると美人だよなぁ。髪とか瞳の色も綺麗だし。なあ、兄ちゃんもそう思うだろ？」
「嗚呼…そうだな、俺もオト姉以上の女を今まで見た事がねぇ。正直、オト姉だけには勝てる気がしねぇ…」
「一兄？どうしたんですか、顔色が悪いですよ。」
「っ、いや、何でもねえよ。
それより、お前らは学校に行け遅刻するぞ。」
「あ、そうだった！おい三郎さっさと行くぞ！」
「僕に命令するな！一兄行ってきます。」
「嗚呼、気をつけて行って来い！」
二人は荷物を持ち、其々学校へと向かった。
そして、残された一郎は再び写真を覗き込んだ。
「まさか、今回の依頼内容がAAに関する調査…なんて事オト姉大好きっ子のあいつらに言える訳ねぇな。」
まあ、俺も人の事言えねえがな。
「だが、何でまたオト姉が…まさか何かに巻き込まれてるのか？」
一郎はそっとAの顔に当たる所を優しくなぞった。
「オト姉、俺はこの不平等な世界を絶対に変えてみせるよ。
その為に俺たちは戦う事を選んだんだ。」
だから、もし、オト姉が困っているのなら…俺たちを頼って欲しい。
もう、俺たちはあんたに守られてたガキじゃねえんだ。
だから、どうか
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月華姫(プロフ) - お久しぶりです！オオサカ登場&ささらんに大興奮（色々と←）しました！！此れからも時音様のペースで頑張ってください(｀・ω・´)bではまたっ♪ (2019年11月11日 5時) (
レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - もし音ちゃんの下着姿見たと他ディビジョンが知ったら・・・うん（真顔←グラストラックシリーズ残り２つ楽しみにしつつ応援しています！！ではまたっ♪ (2019年3月29日 17時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
空夜☆時音(プロフ) - 皆さん、おはこんばんわ！空夜☆時音です！今回、アンケートに一番早くグラスドラマトラックに投票があったイケブクロ編のプロローグを投稿させていただきました。是非、ご覧下さいませ。他のディビジョンも投票された順番に投稿させていただきます。お楽しみに！ (2019年3月27日 15時) (レス) id: 162ffca451 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - →ワンピ風に着るか、タオル巻いて歩くか←何方かそんな姿の夢主をキャラが見たら？以上！いつも長文でスミマセン(^_^;)この中で時音様の書きやすいお話ありましたらお願い致しますm(__)mアレンジも可です♪また遊びに来ます。ではまたっ (2019年1月14日 20時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - →�〔桓腓�メイドさんコスしてメイドっぽい萌えセリフを言ったら？ケモ耳付きでも可�▲�ャラ着替え中なのか上半身半裸姿！？その姿見た夢主の反応からのキャラの行動？みたいなお話��お風呂上がり着替えを忘れた夢主。その場にあったキャラのシャツを (2019年1月14日 20時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空夜☆時音 | 作成日時：2018年12月4日 13時
