第三十二の怪、乙女の秘密 【16時の書庫編】 ページ37
こうして、秘密打ち明け大会が始まった。
「い、いきます！私、中学の頃想像の彼氏と交換日記をしていたこと！」
「3点」
「��(ﾟДﾟ)え！？どうしてー！？」
「1つそんなこと知ってる。」
『何で知ってるの！』
「2つ、どうでもいい」
『じゃあ、どうして聞いたの？』
「３つ、お前嘘ついてるだろ。」
「ﾋﾞｸ わ、私、嘘なんて？」
「お前、今も交換日記つけてるじゃねぇか、しかも。」
と、言った感じ土籠は内容をツラツラと言うものだから…
「イヤァ！！ウーウー一番知られたくない秘密だったのに。」
『寧々…ツッチー今のはやり過ぎよ。
女の子には知られたくない秘密があるんだから。』
「な、あー悪かったよ。だが、条件だからな。」
「あはは、ヤーイ土籠、怒られてやんの！」
『花子くんも同罪です！』
と、プリプリと怒られる二人だった。
「くっそ！よくも先輩を！次は俺の番だ！」
「ふぅ、はいはいどーぞ。」
「俺は……節分の鬼の面がものすっげー怖い！」
「次の人どーぞー」
「なんでだよ！」
「いやっすっげーくだらない話っぽかったんで。」
「くそ〜花子もなんかいえよ！」
「ん？俺？」
これってもしかしなくても花子くんの事を知るチャンスなんじゃ…
「土籠ィ俺の秘密知りたいー？」
「いやぁ。知りたくねぇな(これ以上は…)」
「だって！そーゆー事だから俺はパース」
「花子くんだけずるい！」
「ズリぃぞ！」
「えー2人ともそんなに俺の事知りたいのー？」
「「知りたい！」」
「…！……あ、えっと、じゃあ、一つだけだよ………が好き」
「え！？」
「ドーナツ…が好き…きゃーっ！恥ずかしい！」
「ドーナツ！ドーナツだって！」
「どうだ！ドーナツ！」
「お前らバカか」
と言った感じで、三人でコソコソ話をしている。
『ふふ、花子くん、嗚呼して見ると年頃の男の子らしいわね。』
そんな姿を見て、Aはクスリと笑った。
「嗚呼、そうだなぁ。…しかし、意外だった。
(何せ、俺はお前の未来も過去も全部知ってるからな、今更友人なんざ作る気はは無いものとばかり。
しかも、Aを前にバラすなんてな。)」
「さて、ガキどもは時間切れだ。さあ、A、お前の番だ。」
う、いざ自分の番となると…うーん…秘密？先生が知らない事…うーん…………あ！
『え、えっと、わ、私…実は…さっき、男の人と土籠先生の事を話してました！』
ﾋﾟｷ
「「「は？」」」
その言葉を聞いた瞬間、光以外の二人から黒オーラが。
第三十三の怪 物に宿し願いと記憶 【16時の書庫編】→←第三十一の怪 対策 【16時の書庫編】
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空夜☆時音(プロフ) - 嗚呼さん» ありがとうございます！気に入っていただけて嬉しいです！ (2020年2月28日 18時) (
レス) id: b7a01024a7 (このIDを非表示/違反報告)
嗚呼 - オリジナル面白いです！ (2020年2月28日 18時) (レス) id: 5faa0d3c7f (このIDを非表示/違反報告)
空夜☆時音(プロフ) - こっちんさん» ご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年2月26日 21時) (レス) id: b7a01024a7 (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - 登場人物設定の四十・四十一の怪に出てくる名前の星蘭が"優姫"になっていますが？？ (2020年2月26日 21時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - 夢主と花子くんとつかさくんの3人が出てくる場面が楽しみです！！3人の反応がどんな風になるのかワクワクします！！ (2020年2月25日 19時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空夜☆時音 | 作成日時：2020年2月16日 23時
