第二十二の怪 星座の物語 【告白の木＆16時の書庫編】 ページ26
『もう、花子くんと出会って一ヶ月になるのよね？』
月日が経つのは早いもので、秋へと近いて参りました。
秋とは…食欲の秋、芸術の秋…乙女心の秋…と言うのは冗談ね。
『そう言えば最近、よくカップルを見るようになったわね。』
最近、教室に桃色のオーラ満載の男女が増えてる。
うーん、これが所謂リア充という奴なのね。(-_-)ｳﾑｳﾑ
「あら、A、どうしたの？ぼんやりして？」
『あ、桜ちゃん！』
この緑で伏せ目の可愛い子は、同級生の七峰 桜ちゃん。
「お、Aちゃん！今日も美人だなぁ。」
『ありがとう、夏彦くん。お世辞でも嬉しいわ。』
そして、付き添いの夏彦くんだ。
「珍しいわね、Aが教室で日向ぼっこしてるなんて。」
『日向ぼっこって、桜ちゃん、私ニャンコじゃないよ。』
「そうかしら？側からみたら、貴女は好奇心旺盛でとても活発的な子猫よ」
ｳｰﾝ(｀・ω・´)そんなに猫っぽいかな？
「そうそう、手紙を預かったの、受け取って。」
『え？あ、うん、ありがとう。』
「じゃあ、またね。行くわよ夏彦。」
『じゃあねぇ〜Aちゃん。」
一緒に出て行く姿を見てたAは。
『(仲が良いなぁ〜)』
と、呑気に眺めていたそうな。
♡
Aはその後、偶々、女子トイレの前を通った。
「やあ！A！」
『あら、花子くん？どうしたの？』
「ん、いや、Aが見えたからつい呼び止めたんだ。どお？勉強は順調？」
『ええ、これでも私、成績は良い方なのよ。』
「ヘェ〜そうなんだ！因みに何の科目が得意なの？」
『んーそうね、大体は平均以上だけど、やっぱり得意なのは科学と歴史かな。』
まあ、完璧に親の影響だと思う…後、ツッチー。
「……そっか、楽しんでいるなら良かった。」
『うん、花子くんも一緒に出れたら良いなぁ〜絶対、楽しいと思う。ねぇ、花子くんはどんな科目が得意なの？』
「俺？俺は…理科かな…星が好きだから。」
『星かぁー、良いよね。私、星座の話とか好きだなぁ。特に双子座の話とか。』
('ω')ﾋﾞｸ
「どうして、双子座が好きなの？」
『え？だって、黄道十二星座の中で一番家族の愛を感じる物語だから。』
弟が兄と共にいる為に、神である事を捨て、兄と共に自らを星にした。
そんな事中々出来る物じゃない。
「そっか…A、実は…ちょっと頼み事があるんだ。」
『え？頼み？』
「うん、明日の放課後、告白の木と呼ばれる木の前に来てくれない？」
『ん、よく分からないけど…分かったわ。』
「じゃあ、よろしく。」
そう言って花子くんは戻って行った。
選択肢を作って見ました！→←第二十一の怪 変人の血【告白の木＆16時の書庫編】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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空夜☆時音(プロフ) - 嗚呼さん» ありがとうございます！気に入っていただけて嬉しいです！ (2020年2月28日 18時) (
レス) id: b7a01024a7 (このIDを非表示/違反報告)
嗚呼 - オリジナル面白いです！ (2020年2月28日 18時) (レス) id: 5faa0d3c7f (このIDを非表示/違反報告)
空夜☆時音(プロフ) - こっちんさん» ご指摘ありがとうございます！修正しました！ (2020年2月26日 21時) (レス) id: b7a01024a7 (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - 登場人物設定の四十・四十一の怪に出てくる名前の星蘭が"優姫"になっていますが？？ (2020年2月26日 21時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - 夢主と花子くんとつかさくんの3人が出てくる場面が楽しみです！！3人の反応がどんな風になるのかワクワクします！！ (2020年2月25日 19時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空夜☆時音 | 作成日時：2020年2月16日 23時
