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2:入水?すいません、此方はお腹が空いてます ページ3

いきなり流れている人を見つけました。

その人は今、鳥につつかれてます。

『どうしますか?』

「ええい!もう仕方ない!」

そう云ってお兄さんは川に飛び込んだ。







「ゲホッ ゲホッ...」

お兄さんが少し荒い咳をしていると、その人は目を開けた。

そして、勢いよく起き上がった。

「うおっ!」

『貴方、川に流されてたんです。大丈夫ですか?』

私がそう聞くと、その人は私の手を取った。

「美しい...その白髪は、星々をそのまま織ったような美しさだ...」

はい?なんか意味のわからないことを云われました。

『私の質問に答えていただけます?』

「嗚呼、そうだね。そう云えば、私の入水の邪魔をしたのは君達かい?」

「邪魔なんて...僕は助けようと...」

「知らんかね入水。つまり自 殺だよ」

「は?」

「私は自 殺をしようとしていたのだ。それを君達が余計なことを...(ヤレヤレ」

『...なんか怒られてますね』

「まぁ、人に迷惑をかけない清くクリーンな自 殺が私の信条だ」

黒髪さんは立ち上がりながら云った。

「だのに君達に迷惑をかけたこれは落ち度、何かのお詫びを...」

ぐうぅぅぅぅぅ

...そう云っている途中に、お兄さんのお腹が鳴った。

それを見た黒髪さんは笑った。

「クス)...空腹かい少年少女?」

『アハハ)...実は、ここ数日何も食べて無いんです』

ぐうぅぅぅぅぅ

そこで黒髪さんのお腹が鳴った。

「私もだ。ちなみに財布も流された」

川を流れてたら財布も流れますよね

「えぇ?助けたお礼にご馳走っていう流れだと思ったのに」

お兄さんがそう云うと黒髪さんは?を浮かべた。

『'?'じゃないですよ』

なんなんでしょう...この人...

私がそう思っていると大きな声が聞こえた。

3:太宰さん→←1:白髪の少年少女



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時姫(プロフ) - 黒樹ユリ かさくん親衛隊さん» 返信が遅れてしまい、申し訳ありません。 そして、コメントありがとうございます。もしよろしければ、 リクエストの方で何かありますか? 教えていただければ嬉しいです。 (2017年8月23日 19時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)
黒樹ユリ かさくん親衛隊 - 敦君可愛いし天使!!!! (2017年7月19日 17時) (レス) id: 6e14238389 (このIDを非表示/違反報告)
時姫(プロフ) - 月雪桜さん» はい。応援ありがとうございます。 これからも頑張ります。 (2017年5月24日 16時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)
月雪桜(プロフ) - とても面白いです。これからどうなるのかが気になります。頑張って下さい^_^ (2017年5月23日 22時) (レス) id: b41419936b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時姫 | 作成日時:2017年5月17日 18時

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