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初めて ページ10

「はい。ここが僕の部屋だよ。」

そう云って敦は扉を開ける。

中では、鏡花ちゃんが待っていた。

「おかえり...その子は...?」

鏡花ちゃんは私のことを見た。

『包美Aです。よろしくお願いします。』

いまいち現状をつかめない鏡花ちゃんに敦が説明をしてくれる。

「今日から一緒に同居するんだよ。」

敦がそう云うと、鏡花ちゃんは納得してくれた。

「よろしく...A。」

鏡花ちゃんは改めて挨拶をしてくれた。

「じゃあ、晩御飯にしようか。」

「うん。お腹が空いた。」

『じゃあ、私が作る。少し待ってて。』

「え?良いの?」

『大丈夫。施設で自分のことは全部やってたから。』

しかし、いつも作っていた訳ではないから、心配だ。

そう思いながらも私は台所へ向かう。

そして、冷蔵庫から使うものを出す。

台所へ向かってから、二十分後。

私は、食事を敦達のいる机へ持っていく。

あまり多くは使ってはいけないと思い、使った材料は少ない。

「うわ、美味しそうだね。」

「早く食べたい。」

「そうだね。じゃあいただきます。」

「『いただきます。』」

私達は晩御飯を食べ始めた。

最初に敦が食べ、美味しい!と、云った。

それに続いて鏡花ちゃんも美味しい...と、いってくれたので

私は、なら良かった。と、云う。

私は少食なので、ゆっくり食べていく。

その様子を見ていた敦が大丈夫?と、心配してくれたので、私は、少食なんです。と、答えた。

敦は心配そうだったが、体調には気を付けてね?と、云ってまた食べ始めた。

食べ終わると、私は食器を洗った。

そして、お風呂に入った。

その後には敦達と話をした。

好きなこととか、食べ物とか...とにかく色々なことを話した。

話していると、敦の電話が鳴った。

「ん?なんだろう。」

敦は電話に出て話し始める。

話が終わると、敦は私と鏡花ちゃんに云った。

「明日話があるから、早く社に来てだって。」

『わかった。じゃあ、もう寝よう。』

私は時間を確認して云う。

気付けばもう九時だった。

敦もそうだね。と、云った。

敦は布団の準備をし始めた。

人数分の布団を用意してくれたので私も床に寝ないですんだ。

私は布団に入ると、初めて布団で寝たなぁ...と、思った。

疲れが溜まっていたのか、すぐに眠くなり、私はすぐに眠りについた。

朝→←私の新しい居場所...


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキー文豪

芥川龍之介


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國見つける! - 時姫さん» 國見つける!のコメントとこのコメント間違えたので決してください (2017年5月13日 12時) (レス) id: 882e477b1a (このIDを非表示/違反報告)
國見つける! - 良かった〜 (2017年5月13日 12時) (レス) id: 882e477b1a (このIDを非表示/違反報告)
時姫(プロフ) - ありがとうございます。 蓮空様も小説頑張って下さい。 また、もうすぐで新しい小説ができるので、 そちらの方も、よろしくお願いします。 (2017年4月4日 19時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)
蓮空 - 完結おめでとう!やっぱり書くペース凄い早いですね、私も頑張ります。次回作楽しみにしてます (2017年4月4日 17時) (レス) id: bd7770642b (このIDを非表示/違反報告)
時姫(プロフ) - 蓮空様、ありがとうございます。 昨日のうちに閲覧数が増えていて、 少し驚いていました。 宣伝をしていただき本当に ありがとうございます。 蓮空様も小説、頑張ってください。 (2017年4月3日 7時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時姫 | 作成日時:2017年3月25日 21時

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