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初仕事...? ページ12

探偵社に行くと、どうやら私達を待っていたらしく、すぐに話が始まった。

社長が部屋から出てきて云った。

「今日呼び出したのは、ある依頼についてだ。」

依頼?どんな依頼が来たんだろうか?

社長が、国木田に合図を送り、国木田が話す。

「全員、これを見てくれ。」

国木田は一枚の写真を見せた。

私はその写真を見た瞬間、背筋が冷えていくのを感じた。

その写真には紛れもない私のいた施設が写っていた。

「昨日、警察が見つけた。建物の中で人が殺されていたそうだ。」

「殺されてたって、どんな風に?」

「何かに切断されたようだった。」

「切断...まさか、芥川でしょうか?」

「その可能性も充分にあり得る。」

『敦、芥川も能力者なの?』

「そうだよ。芥川の能力は、悪食の黒獣を操る能力なんだ。」

「この建物についての調査依頼が来ている。」

それを誰かにお願いするってことか...

「誰かやってくれる奴はいないか?」

『すいません。それは、何人で行くんですか?』

「一応、二人だ。何かあれば戦えるようにな。」

やってみるか?と、聞かれる。

『は、はい。やってみたいです...』

でも、そうなると誰かが一緒に来なきゃいけない。

「じゃあ、僕が一緒に行きます。」

そう云ったのは、敦。

『いいの?敦...』

「大丈夫。僕も探偵社の社員だからね。」

「決まったな。二人とも、頼んだぞ。」

初仕事が、自分の施設の調査か...

こんなこと、予想してなかった。

「じゃあ、頑張ろうね。」

『う、うん。』

「敦、これを持っていけ。」

そして、差し出してくれたのは地図。

私はこんなの必要ないけど...と、思いながらも、仕方ないと思っていた。

『敦。早く行こう。』

「うん。すぐに行く。」

探偵社の外に出ると、後ろから頼むぞ。と、声が聞こえた。

これが初仕事。

『ボソッ)まぁ、頑張るか...』

私はその言葉を小さく呟いた。

嫌な思い出→←朝


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ラッキー文豪

芥川龍之介


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國見つける! - 時姫さん» 國見つける!のコメントとこのコメント間違えたので決してください (2017年5月13日 12時) (レス) id: 882e477b1a (このIDを非表示/違反報告)
國見つける! - 良かった〜 (2017年5月13日 12時) (レス) id: 882e477b1a (このIDを非表示/違反報告)
時姫(プロフ) - ありがとうございます。 蓮空様も小説頑張って下さい。 また、もうすぐで新しい小説ができるので、 そちらの方も、よろしくお願いします。 (2017年4月4日 19時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)
蓮空 - 完結おめでとう!やっぱり書くペース凄い早いですね、私も頑張ります。次回作楽しみにしてます (2017年4月4日 17時) (レス) id: bd7770642b (このIDを非表示/違反報告)
時姫(プロフ) - 蓮空様、ありがとうございます。 昨日のうちに閲覧数が増えていて、 少し驚いていました。 宣伝をしていただき本当に ありがとうございます。 蓮空様も小説、頑張ってください。 (2017年4月3日 7時) (レス) id: f26110437a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時姫 | 作成日時:2017年3月25日 21時

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