残念美人の非日常５

とろろこんぶ ページ46

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昨日、ちゃんとご飯食べて薬も飲んだから熱もほぼほぼ下がったし頭もスッキリ！回復力10代かよ。私もまだまだ若いな。むしろ本当に風邪だったのか…？悶々と考えていると、ぺぺが私の脚に絡みついてきた。

貴「よっこいしょ。ぺぺ…太った？お腹出てるよ。」

ツンツン突くと逃げるように体をうねらせる。暴れるなよ、重いんだから。

貴「よし、ダイエットしよう。おデブちゃんでも可愛いけど健康のために痩せるぞ。」

無視するように私の手から飛び降りベッドの上で丸くなる。こいつ…！！


…


久しぶりにペットショップに来た。はうあ！！可愛子ちゃん達がいっぱい居る…って違う違う。ぺぺのおもちゃを見に来たんだった！えっとー…どれが良いかな。

おもちゃの前をウロウロしていると電動式猫じゃらしを見つけた！これだ！！

？「あった、これだー。」

貴「え？」

？「あ。」

お見合いお手つきしてしまいました…！！

貴「ご、ごめんなさい。どうぞ！」

？「いやいや君もこれ欲しいんでしょう？」

貴「他のものでも全然大丈夫ですので！」

顔を上げると…あれ？

貴「平川…大輔さん、ですか？」

平川「え？」

貴「あ、私えっと…。」

平川「ああ！いつもありがとう。」

貴「え？」

平川「もしかして違った？そうだとしたら恥ずかしいな。」

貴「違ってないけど違うんです！あれ…違わないのか？ん？」

平川「あはは、落ち着いて。ね？」

貴「初めまして。私平川さんのファン兼、声優をやらせていただいておりますAAと申します。」

平川「声優さんだったの？初めまして。平川大輔です。分からなくてごめんね。」

貴「いいえ！共演もさせてもらったことないですし、有名でないのは私の努力不足ですので。」

平川「そんなことない。素敵な声してるよ。」

貴「ふふふ、お噂通りお優しいんですね。」

平川「本当のことだよ。それに綺麗でスタイルも良くて女優さんみたいだね。」

貴「とんでもないです！おもちゃはとろろくんとこんぶくんにですか？」

平川「よく知ってるね！そうなんだよ。Aさん？も猫飼ってるの？」

貴「Aでいいです！オスのボンベイを飼ってるんですけど、ちょっとおデブちゃんになってきちゃったのでダイエットさせようと思いまして。」

平川「そうだったんだね。Aちゃんこの後時間ある？お茶でもしませんか？」

貴「喜んで！」





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ふわふわ時間→←バカは気付かない

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