残念美人の非日常５

褒めてつかわす ページ39

.



貴「はい、始まりました。AAとデートしようぜ！第二弾。この企画はゲストに女！性！声！優！を招いて1日デートを楽しんでもらうという企画でございます。前回は女性声優らしき人だった訳なんですが、今回も私ゲストを聞かされていないので…どうせ野郎なんでしょ。もう分かってるよ…。それではゲストの方に登場していただきましょう！どうぞ！」

前野「野郎ですみません、前野智昭です。」

貴「ま、ままま？！？！前野さん？！？！」

前野「ごめんねAちゃん、俺が来ちゃって。」

貴「ちょっと待って下さいね。おい、スタッフ！！でかした！！！！褒めてつかわす！！！！前野さんを呼んでくれてありがとおおおおう！！」

前野「…歓迎されてるのかな？」

貴「この企画始まって以来の嬉しさですよ…。」

前野「まだ2回目だよね？」

貴「はい、それでは早速ね！前野さんをコーディネートするところから始めたいと思います！…え？なに？今回からルールができた？呼び方を変えてください…？」

前野「え、Aちゃんじゃダメなの？あ、俺の呼び方なんだ。」

貴「前野さんはなんて呼ばれたいですか？」

前野「そこは考えてよ(笑)」

貴「んー、じゃあ智くん！」

前野「…な、なんか照れるね。」

貴「デートなのでね！それでは智くんを変身させてきまーす☆」


…


貴「完成しました〜！智くんはスタイルがいいので、黒と白のレイヤーＶネックシャツにダブルボタンの七分袖ロングコート、下は黒のスキニーデニムを合わせて白いスニーカーとショールでトータルバランスを整えてみました！みなさんいかがですか〜？」

前野「Aちゃんのハイセンスについて行けませんでした。」

貴「いえいえ。センスではなくただの好みです。でもほんまに智くんめっちゃ似合っててカッコイイ！」

前野「さっきから褒められすぎて反応に困る。」

貴「さて、この後はですね。智くんがやりたい事・行きたいところへご案内するという事なんですが！どこへ行きたいですか？」

前野「俺ね、趣味がスポーツ観戦なんだけど…今日はAちゃんとバッティングセンターに行きたいなと思いまして…。」

貴「ほう！私ド下手くそなんですけど宜しいでしょうか？(笑)」

前野「いや俺も出来ないから大丈夫。」

貴「使えない映像にならないように頑張ります！それではしゅっぱーつ！」

前野「し、しゅっぱーつ？」

車に乗り込んで目的地のバッティングセンターへと向かいます！





.

かっとばせー！→←牛にピアス

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す