残念美人の非日常５

根掘り葉掘り ページ36

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潤兄20時にいつもの店で。

日野さん【OKのスタンプ】

慎之介さん遅れて行く。


仕事の休憩中、携帯を開くとメッセージが来ていた。ってまた慎之介さんとお会いする形になるじゃんか。
返事に困っていると、潤兄から追撃が来た。

潤兄A、見てんだろ。分かったな?

Aいいけど、何時に仕事終わるか分からないから先に始めてて。


んん〜神谷さんに昨日の今日で帰り遅くなるって言うの嫌だな…。でもだからといって言わないとまた怒られるし…、箱入り娘かっつーの！とりあえず小野さんに送っとけばいいか。

「再開しまーす！」っていうスタッフさんの声で携帯をポッケにしまう。


…


わー遅くなっちゃった！急がなきゃ。ダッシュでお店に向かうと、案の定皆さんお揃いでした。

貴「遅くなっちゃってすみません！」

潤兄「やっと来た〜！」

日野「お疲れ様。」

立花「ビールでいい？」

貴「あ、はい！」

潤兄の隣に座って、おしぼりで手を拭いているとビールがやってきた。

福山「改めて、かんぱ〜い！」

『乾杯。』

ビールうめえ！！

福山「で、立花。」

立花「？」

福山「妹とどこまでヤったんだ？」

貴「ブフオ！！！！」

日野「Aちゃん汚い…。」

貴「ちょ、ちょっと潤兄？！」

福山「立花が来た時、薬指にキラッとしたもん付けてるから珍しいなーと思って妹が来た時に薬指チェックしたらビンゴ！だったわけ。そのバングルもどうせAの袖捲ったら同じの付けてんだろ。」

日野「探偵みたいだね。」

貴「潤兄ほんまに怖い。」

福山「で？どこまで行った。」

立花「…寝た。」

福山「はあ？！」

貴「ちょ、慎之介さんその言い方…！」

日野「慎之介さん？！」

立花「バカA。」

日野「A？！」

福山「妹…お前ついに…。」

貴「寝たは寝たけど何もしてない！！」

立花「騎乗位。」

貴「萎えたって言ったのは慎之介さんでしょ！」

日野「な、萎えちゃったの？」

福山「立花、お前！生き血飲めよ！」

立花「今度からそうする。」

貴「だーかーらー本当になんもしてねえって言ってんだよ！！立花さんも誤解招くような言い方して面白がらない！」

福山「照れんな！今更苗字で呼ばなくていいって。」

貴「うぜええ！」

立花「まあ潤くんが期待するようなことは本当に何もないよ。」

福山「そうなのか？」

日野「じゃあ何したの。」


もう帰りたい…。





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