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side：K
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j「ん､ちゃんとお話聞けて､えらかったな。よしよし」
僕の髪をくしゃくしゃに撫でる丈くんは､ひまわりみたいな笑顔でいっぱい褒めてくれた。
嬉しかった。
こんなに僕のことを想ってくれとるんやって。
ちょっと��リーダー��というレッテルに僕は怯えすぎていたのかもしれへん。
丈くんとおでこをくっつけ合って､僕も顔がくっしゃくしゃになるくらい笑った。
「丈くん､ありがとう」
・
d「イチャイチャはお済みですか〜？」
びっくりしたけど､やけに聞き覚えのある声が後ろで聞こえて､慌てて振り向く。
「えっ､大ちゃん！？」
d「はっちゅん〜！体調どう〜？」
僕が大ちゃんに抱きつくと､彼も同じように髪をくしゃくしゃに撫でてくれた。
「ん〜､だいじょーぶ！」
j「あ､嘘やで！痛み止めが効いてるだけやから。ほら〜､お熱ピッピすんで､和也」
後ろで丈くんのそんな声が聞こえる。
d「行ってきな､はっすん。お熱ピッピできたらさ､良いもんあげる！」
僕が頭にはてなマークを浮かべると､また後ろで丈くんが叫ぶ。
j「あ！ちょっと､自分が買ったみたいに〜。それ､買わされたんやからな！てか､なんで家来とんの？」
d「え？俺も相談乗ってあげたやん〜」
j「嘘やろ､プリン食いたかっただけやろ！」
丈くんはその後もぶつくさ言いながら､洗面所の方へ向かっていった。
d「あ〜あ､プリンは秘密やったのに〜……」
大ちゃんはほっぺたを膨らます。
・
d「丈くんさ､はっすんが点滴しとる時､ずっと祈ってたんよ。子どもの手術を待つ親みたいに。��それは大袈裟やろ��って突っ込みたかってんけど､ほんまにつらそうやったで」
丈くんがリビングに戻ってくるのを待つ間､大ちゃんがそう教えてくれた。
d「��なんでもっと早く気付けへんかったんや��って自分のこと､責めてもいたし」
「丈くん……」
「もう自分のせいでみんなを苦しめない」と､そう心に誓った。
・
「丈くん､プリンあーんしてあげる！」
j「は？」
d「ええやん､ええやん。もらいなよ〜！」
今日のプリンはいつもよりずーっと優しい味がした。
・
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toki(プロフ) - さくらさん» 諸事情がありまして ずっと投稿できず 申し訳ございませんでした(;_;) 次ページの方にて公開致しましたので もしまだ読んでくださっているのでしたら ぜひお読みくださいませ (2023年4月7日 18時) (
レス) id: 904b96111b (このIDを非表示/違反報告)
ひなちゃん - だいちゃんが、熱だして甘えん坊になるのが見たいです!このお話大好きです!よろしくお願いします!! (2022年10月7日 9時) (レス) @page50 id: a7a726468f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - tokiさん» ありがとうございます！ 道枝くんが仕事で嫌なことが続いて病んじゃって自傷するお話が見たいです！難しいと思いますがよろしくお願いします！ (2021年8月17日 13時) (レス) id: c878c6a6b2 (このIDを非表示/違反報告)
toki(プロフ) - さくらさん» 書けますよ！ 病状やメンバーなどのご要望をくださると有り難いです(;_;) (2021年8月16日 23時) (レス) id: c3554eec3c (このIDを非表示/違反報告)
toki(プロフ) - みじゅちぇさん» 投稿もレスも遅くなって ごめんね いつもありがとう ちゅき(;_;) (2021年8月16日 23時) (レス) id: c3554eec3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：toki | 作者ホームページ：https://lit.link/toki087
作成日時：2021年1月18日 16時
