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side：D
※微妙ですが､嘔吐表現あります。
・
少しでもお腹は空いとるんやろうか､ぱくっとうどんを咥える流星。
「ん､ちょっきんしよか」
1本が少し長かったみたいで､ヌードルカッターで短く切ってあげた。
そしたら､案外すんなりと食べてくれた流星やけど､さっきからずっともぐもぐしとる。
「いらんかったかな〜」とこちらも声を掛けようとしたタイミングで､若干涙目になった流星が俺に向かってふるふると首を振る。
「どしたん､げぇってする？」
そう尋ねるとこくりと頷いたから､念のために近くに持ってきていたビニール袋を流星の口にあてがう。
恭平は火傷した口を冷やしに洗面所に駆けていったし､流星に「いいよ」と背中を摩ってやる。
r「ん……､おぇ……」
「げぇ上手やね〜。いらんかったな。ごめん､ごめん」
たぶん､現在の流星はうどんは愚か､雑炊すら食べられてへんのやろうな。
やから､ちょっとびっくりしちゃったんかも。
・
「こっち食べてみる？」
てことで､まだ馴染みがあるであろう雑炊を指差してみると。
俺にスプーンを差し出してくれた流星。
いや〜､あーんさせてくれるなんて西畑､感無量です！
一気に上がる口角をなんとか抑えながら､器を手に取る……とそのタイミングでリビングに戻ってきた恭平。
k「うわ〜､ご飯もうどんもあるなんて豪華っすね！」
そんな恭平の言葉にでへでへと笑う流星が可愛くて､俺も恭平も同時に顔を赤らめた。
・
マジで弱ってる時の流星はさ､何しても怒らんから。
そう思って､雑炊をすくったスプーンをブーンなんて効果音を付けながら､飛行機のおもちゃで遊ぶように宙でぐるぐる動かしたりしながら､流星の口に運んでやる。
それをにこにこしながら､すんなり食べてくれた流星にホッと胸を撫で下ろした。
・
噛むほどの固さでもないが､ひたすら雑炊をもぐもぐする流星の前で､もぐもぐと口を動かして流星の真似をする恭平。
流星が飲み込んだタイミングで､恭平もごっくん。
「ごっくんできたね〜､えらいね〜」なんて2人して流星の頭を撫でる。
あぁ､なんて微笑ましい光景。
・
r「これ､すっぱい！」
少しだけ雑炊に混ぜていた梅干しを食べて､そう教えてくれた流星。
味覚がだんだん分かってきた流星に今度は��美味しい��が伝わるように､ゆっくり一緒に頑張ろうね。
end.
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toki(プロフ) - さくらさん» 諸事情がありまして ずっと投稿できず 申し訳ございませんでした(;_;) 次ページの方にて公開致しましたので もしまだ読んでくださっているのでしたら ぜひお読みくださいませ (2023年4月7日 18時) (
レス) id: 904b96111b (このIDを非表示/違反報告)
ひなちゃん - だいちゃんが、熱だして甘えん坊になるのが見たいです!このお話大好きです!よろしくお願いします!! (2022年10月7日 9時) (レス) @page50 id: a7a726468f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - tokiさん» ありがとうございます！ 道枝くんが仕事で嫌なことが続いて病んじゃって自傷するお話が見たいです！難しいと思いますがよろしくお願いします！ (2021年8月17日 13時) (レス) id: c878c6a6b2 (このIDを非表示/違反報告)
toki(プロフ) - さくらさん» 書けますよ！ 病状やメンバーなどのご要望をくださると有り難いです(;_;) (2021年8月16日 23時) (レス) id: c3554eec3c (このIDを非表示/違反報告)
toki(プロフ) - みじゅちぇさん» 投稿もレスも遅くなって ごめんね いつもありがとう ちゅき(;_;) (2021年8月16日 23時) (レス) id: c3554eec3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：toki | 作者ホームページ：https://lit.link/toki087
作成日時：2021年1月18日 16時
