【刀剣乱舞】はい、こちら刀剣相談所ですが。

どんだけ悩まされてんだ。 ページ9

皆が落ち着き、自分たちの部屋に戻り始めてきた頃、ダブル兼さんと堀川と私はまだ話していた。


「はぁ、自分の本丸帰るのが憂鬱だ…。」


「何かあったんですか？」


「怒ったお前こえーよ！！」


顔を青くして言う兼定。
待ってややこしい。
二人いるとややこしいから。


「え、まじかよ。そんな怖いのか？」


「あの笑顔は怖いようん。私も鳥肌たったわ。」


「ちょっと待て国広相談所来たのか？」


「いや、僕行ってませんよ」


いやお前じゃない。
話をややこしくするな。
というか国広相談所が名前みたいになってんぞ
やめろ。



「あっちの堀川君来たよ。兼定が行ったあとに。」


「うぉぉおおお！！あぶねー！！」


「むしろ気付かれなかったことが奇跡ですね。」



そうだよなんで気づかれなかった。
あ、もしかしてそこに何人も兼定が…うわっやだー怖いシュール。
一人EXILEもっと出来るじゃん。

「はぁ…やっぱあいつ心配してっかな…」


「きっと心配してますよ。僕だからわかります。」


もう本人に近い存在だからね。
きっと心配してる。言いすぎたかなーとか。
兼定は下を向いた。


「でも、謝って許してもらえるものか…」


ケーキ１個にどれだけ悩まされてんだよ。


「じゃあ提案なんだが…」


こっちの兼さんはもう1人の兼定に対して笑顔を作った。

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