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これは主命です ページ20

【A・本丸No.65294】


「主っ!!」


「な、何よ!?」


女は驚いたのか目を丸くしていたが、
わざとらしく鶴丸に抱きついた。
気持ち悪い。
大量な霊力を注ぎ込まれているのか鶴丸は動けないようだった。
私はその気持ち悪い女の首に切れない程度に刃を当てる。


「おいクソガキ、私の鶴丸に気安く触らないでもらえる?」


わずかだが言霊を使って言う。
するとびびったのか抱きつくのはやめたが
手を握っていた。

今度は霊力を鶴に向ける


「これは主命です。手を振り払いなさい鶴丸国永。」


そういえばパシッっと手を払う鶴丸。


「動、けた」


そしてすぐに女から離れて私の方に駆け寄り、
女の首に刃を当てた。

女は私をキッと睨みつけ
声を張り上げた。


「突然やってきて人に刀を向けるだなんて、そんなことして許されると思ってるの!?」


「あはは!でも許されるんですよ。だって私、役人ですから。」


「役…に、ん」


やっと状況を理解したのか
顔を青くした女。
すると私のうしろからぞろぞろと人が出てきて女を捕まえる。
ズルズルと引きづられる間、


「いやよ!!やだっ!!離してっなんで!?いや!」


なんて下品に叫んでいた。

鶴丸は横で女を見たあとすぐに呟いた。


「遅い。遅すぎる。俺の純潔が危なかった。もう。」


「うん。純潔って何かな、あと、服直そうか。」


少し乱れた服を前からピッピッと引っ張ったりして直す。なはぁ…とため息をついたと思えば私の手を取った。


「怪物かあの女は。霊力がすっごい気持ち悪い。だから、俺に主の霊力を入れてくれないか
。」


は?


「帰って休んだほうがよっぽど効果的だと思うようん。ね、マンバ!」


「馬鹿みたいな呼び方しないでくれ。霊力についてはよく分からないが、先にここの奴らを手入れして欲しい…。」


「いいけど、ここのマンバはよく喋るなー…うん…。………あっ」


そして鶴丸は言った。


「今日は主の負けだな。」

しりとりて…やってしまった…

ごめん→←お前じゃない



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カリナ@(プロフ) - うぐいすさん» 麩……!!本当だ…ありがとうございます(*´˘`*)うぐいすさんのコメントを機に更新再開したいと思います! (2017年10月12日 1時) (レス) id: 4a2c949ac9 (このIDを非表示/違反報告)
うぐいす - 鶴丸が本当に面白可愛くて読んでいて楽しいです!これからも応援させてください。連投失礼しました。 (2017年10月12日 1時) (レス) id: 8feaad5a02 (このIDを非表示/違反報告)
うぐいす - 「ふすま」の表記が襖ではなく麩になっていました…麩だと食品の意味合いになってしまうかと。作品、いつも楽しく読ませていただいています! (2017年10月12日 1時) (レス) id: 8feaad5a02 (このIDを非表示/違反報告)
もやし(プロフ) - しりとり笑笑毎回気づかずにどこからか探してました笑 (2016年1月15日 16時) (レス) id: d20efccd98 (このIDを非表示/違反報告)
カリナ@(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます!!最近更新サボってましたがこれからは頑張りますのでこれからは頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2015年11月9日 15時) (レス) id: 799e6e0caf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カリナ | 作成日時:2015年9月16日 22時

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