弐拾弐 ページ23
厨二臭い箇所書き換える作業、長いしイタいし普通にしんどいですね
お疲れ筆者(セルフよしよし)
・
しゃあ、とシャワーの音が静かな浴場に響く。
あのままおおくりからを担いで大浴場に向かった私達。
他の刀剣達がまだ大広間にいることを確認して、さらには念押しで結界……と呼ばれる認識阻害要素を持つ何かを張らされ、おおくりからを風呂に入れた。
とりあえず髪は私が洗ってやり、他は彼にシャワーを片手に持たせて済ましてもらうことに。
そして今は彼が体を洗うのを待っている。
こんのすけに持ってきてもらった竹刀を片手に、大浴場の外で控える私はさながら護衛のようだ。というか事実護衛だな。
こんのすけは中に残しているし、彼の方は心配ないだろう。
風呂に入る時は不可抗力としても、男性の裸体をじろじろ見る趣味は無いから……私は早々に退出させていただくことにした。
それにしても彼──おおくりからの髪は、いやに細く、しなやかだったなぁ。
まるで女性の髪を洗っているかのように錯覚するほど柔らかく、いい髪だった。
手の感触を思い出すように思考に耽っているとからり、と開く大浴場への戸。
そちらに目をやると、こんのすけと、壁伝いにこちらに歩いてくるおおくりから。流石に長く住んでいる屋敷だからか、感覚が鋭いのか、彼のその足取りに躊躇は見られなかった。
「お待たせしました！」
「いえいえ。では、戻りましょうか」
結界を解いて、行きがけの様におおくりからの体に腕をまわす。
流石にもう慣れたのか、あまり動じる様子はなかった。順応性が高いのはいい事だ。
そして行き同様、足音を忍ばせ彼の自室へと戻り、その体を降ろす。
「では、私は戻りますね。
明日の昼頃にまた来ます」
立ち上がりつるまるどの、とやらが作った抜け道をこんのすけと共に引き返す。
今まで終始無言だったもんだから、私も言いたいことだけ言って帰ろうとしたら、腰を上げた時ふっと掴まれる道着の裾。
なにか忘れ物でもあったかと振り返るとすぐに手を離し小さく一言。
「別にお前と馴れ合うつもりは無い、が。
…………礼を言う。」
……これは驚いた。
所謂、ツンデレってやつか……？今まで全然懐かなかった野良猫が擦り寄ってきた気分だ。
「いえいえ、滅相もないです。
では、また
少し……とはいっても、既に長谷部を上回るくらいには、おおくりからと親密になれた……ように感じた。
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朔夜(プロフ) - あみあみさん» 今週もコメントありがとうごさいます！来週テストですか・・・頑張って下さい！私もそろそろ学校が始まるので更新ペースが・・・頑張りますね・・・これからもよろしくお願いします！ (2017年9月16日 13時) (
レス) id: 69535f952d (このIDを非表示/違反報告)
あみあみ(プロフ) - ついに続編かーーー 来週楽しみダーーー あっ、来週私学校のテストダ・・・ よし、この小説を読むためにテストがんばりまーーーーす (2017年9月16日 12時) (レス) id: 3f689df719 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - あみあみさん» コメントありがとうございます！どうも今回、更新日時表示が途中までオフだったみたいで・・・私自身「何故！？」と思いながら何度も更新したので見にくかったと思います・・・すみません！ (2017年9月10日 9時) (レス) id: 69535f952d (このIDを非表示/違反報告)
あみあみ(プロフ) - 更新されてからすぐに読みました 朔夜さんサイコーーーーーーー (2017年9月10日 2時) (レス) id: 3f689df719 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ゆらさん» わざわざコメントありがとうございます！主人公は私も「こんな友達ほしいなぁ」と思いながら作ってるのでそう言っていただけて本当に嬉しいです！これからは忙しくなるので更新ペースは落ちそうですがどうかよろしくお願いします。 (2017年9月2日 23時) (レス) id: 69535f952d (このIDを非表示/違反報告)
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