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＊(中略)＊
＊(以下大幅な改変含む)＊
[-A’s side-]
「…俺は別段妙な場所に傷の一つや二つ増えたところで気にしねぇが、後で我に返ったらてめぇは自分を責めるだろう」
「そうだな。俺がジンに傷を残したくて、それをジンが受けいれてくれたって風なら嬉しいけど。あとは、ジンの希望があって、それに俺が応えた結果の傷っていう場合も嫌じゃないかな。…でも、そうじゃないなら絶対後悔してた」
「……だろうな。てめぇは自分のために他人が傷つくのを極端に嫌う。さっきエレベーターでそれをあの女に教えてやったばかりのはずなんだが、部屋に入った途端それどころじゃなくなってなァ。シャワーを浴びに行く直前までは、頭から抜けてた」
つまり、自分が傷ついても構わないと考えていたのを途中で改めてくれていたということだろう。
それはいいとして。
気になるのは、あの女に教えてやった、というワードだ。エレベーターという状況的にも、それがベルモットを指しているのは間違いないと思われるのだが、何を話したというのだろう。
「なぁ、ベルモットに教えたって、どういう意味だ？」
「文字通り以上の意味はねぇよ。勘違いしたあいつが自傷に走りやがったから、Aが嫌がると忠告してやめさせただけだ」
「え、ベルモットが勘違いって、どんな？」
「てめぇを心配してのことだ。気になるなら後で詳しく教えてやるが……なァ、ベッドで他のオンナの名を出すのはマナー違反だと教わらなかったか？」
片目を細めながら口角を持ち上げたジンが、曲げていた足を伸ばし、滑らかなその甲で俺の身体に触れた。
思わぬ行動に、ぐっ、と息が詰まる。
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櫂渦【とーか】(プロフ) - シリーズを繋ぎ直しました！続きを読む、で次の話に飛んでいただけます！ (8月14日 23時) (
レス) id: 7ff0039a36 (このIDを非表示/違反報告)
櫂渦【とーか】(プロフ) - 点Ｐさん» ごめんなさい、コメントいただいて初めて次の話にシリーズが繋げられていなかったことに気づきました！まだ続きもupしてあるので、お楽しみいただけると幸いです！ (8月14日 23時) (レス) id: 7ff0039a36 (このIDを非表示/違反報告)
点Ｐ - 追いつきました…最高です！今まで見た中で一番好きです！最新頑張ってください！ (8月14日 21時) (レス) @page50 id: 7d48b43935 (このIDを非表示/違反報告)
櫂渦【とーか】(プロフ) - 乌罗伊利亚さん» ありがとうございます！これからもお楽しみいただけるよう頑張って参ります！！ (7月4日 21時) (レス) id: 7ff0039a36 (このIDを非表示/違反報告)
乌罗伊利亚 - とても面白かったです！今、一番好きな作品です 更新頑張ってください！！ (7月4日 12時) (レス) @page50 id: 21b25aa0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫂渦【とーか】
| 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/users/28997649
作成日時：2023年3月11日 21時
